天然の酵母は生き物である

菌や酵母、細菌を育てる時に一つ注意することがあります

それは腐敗です

腐敗は身体に害を及ぼします

腹痛、嘔吐、下痢などなど

育てる時はいつでも腐敗と隣り合わせであることをよく理解しておいてください


さて、今回はおうちで簡単に育成する酵母をご紹介します

酵母育成は難しいと思われがちですが
ずっと監視しなくてはいけない、というわけではありません
隙間時間に育成可能です

正直、植物を育てるよりも簡単ではないか…と思ってます

宜しければご覧ください

さて、今回は「こむぎプラス」さんというサイトに掲載されているレシピをそのまま載せてます


正直、すごーくリピートしてます
安定した酵母を育成できるのでよかったら試してください


又、こむぎプラスさんのサイトには酵母の他にパンや発酵菓子のレシピ、
知識などたくさん掲載されているのでよかったら時間のある時に併せてご覧ください


ちなみに見出しの画像は
現在冷蔵庫内で育成しているヨーグルト酵母です


ヨーグルトは一年通して安価であり、安定して手に入る品なのでよく利用しています

また我が家の冷蔵庫には、ど定番のレーズン酵母も並行して育成中…

あ、レーズンはオイルコーティングされていないもので育成してあげてくださいね

前回、誤ってオイルコーティングされているレーズンを使用したために
うまく発酵が進まなかったので、必ず袋の裏面を要確認してから使用してください


こうして異なる酵母を育成している理由は
酵母の種類によって味が格段に変わるので
それを楽しみつつ、パンを作っています

今は同級生にパンを提供してますので、よりパン作りが楽しくなっています

そうそう、題名に「酵母は生き物である」と記したように
酵母の寿命は冷蔵庫内で1週間です


なので、

かけ継ぎをするか
元種を作るか

どちらかを選択することをおすすめします


わたしはどうしているかと言いますと

期間内に酵母を使い切ってしまうので
毎度、新たに酵母を育成しています

もしかけ継ぎしたいという方は
液が無くなる前に新しく酵母液を作り
そこに余っている液を加えて育成をしてあげてください

発酵が進みやすくなるようです←


他に、育成している酵母液の半分を元種の作成にあてると使い切りやすいので
私はこれをおすすめします

それでは一通り紹介した上で
私がリピートしているヨーグルト酵母レシピを載せたいと思います

材料はこちら

* プレーンヨーグルト 150g
* 浄水 150g(常温が理想)
* はちみつ 大さじ2(大体42g)
* ビン (400mlのものがオススメ)
* スプーン

※はちみつは無くても育成可能です
ただ、糖を入れることで発酵は進みやすくなります

作り方はこちら

ビンに材料をすべて入れ、浄水を注いでスプーンでかき混ぜる

フタをして、室温(25℃前後)に置く

1日1回〜2回、フタを外してビンを軽く回して撹拌、空気を取り入れるように液を混ぜる

これだけです


気温や湿度にもよりますが
夏場で4〜5日
冬場で10日程度で発酵してきます

4/15 酵母育成 7日目の朝
気温が上がり一気に発酵が進む…
4/15 酵母育成 7日目の夜
朝よりも泡のキメが細かくなってきたので
もう一日だけ様子見…


こうして朝と夜で確認してあげると
より変化が目に見えて分かります

表面の泡のキメが細かくなったら酵母は完成なのですが
最後に味見をしておくことが大事です

味見をしてみて、カルピスソーダの様な味に近ければ
良い仕上がりです

逆にちょっと臭く感じたら腐敗しています
潔く廃棄し、新しい酵母を育成してあげてください

味見後は冷蔵庫で一日寝かせて、それからパン作りに使用してください

前回のヨーグルト酵母で作成したフォカッチャ

前回はイーストでしたので
次回は酵母のパンレシピを載せたいと思います

また覗いてください


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