他人事

嫌な小説とWikipediaで調べると必ずでてくる平山さんの作品なのですが、私は恐らく「瞬間怪談」で知りました。そして「独白するユニバーサル横メルカトル」この作品は思い出したくもないくらい嫌な話だと教えられホラー小説で私をwkwkさせてくれる平山さんのミステリー小説!?となり即買いました。特別な試練を受けた私は鬱耐性が限りなく強くちょっとやそっとのことでは「?」となってしまうので不安でしたが「独白するユニバーサル横メルカトル」やばかったです。ハマりました。なので平山さんの小説いっぱい買っちゃったぞ!!その中の一つ「他人事」読み終わったんでなんか書きます。

「他人事」悪夢のような話が短編で語られています。まさに悪夢なんですよねー私がよく見る悪夢とまったく似てます。

自分の叫び声で目が覚めた。汗をびっしょりかいている。乾いた衣類が冷たく肌寒いので布団にくるまり頭の中を整理し始める。首を絞められたからか息が苦しい。何回も何回も同じ夢を見る。見慣れた町、自分の意志で行動を起こす。誰かを探している。電話。荷造り。マネキン。夢の中でも私は一人なんだ。これこそ私が犯した罪の代償なのかもしれない。

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