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学習性無力感への抵抗

ドモホルンリンクル。

過去の記事に関連する内容ばかり書いててすみませんが、今回は自己効力感と自己肯定感で少し触れていた学習性無力感についてだらだら書いていきます。

学習性無力感って何よ

学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん、英: Learned helplessness[1])とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。
(wiki引用)

誰でも「もうこんなん無理じゃん、やめちゃおうかな。」となった経験があると思うんです。それのことですね。

人間に限らず動物は基本的に、自分が取った行動に対してどんなフィードバックがあったかによって、その後の行動に影響が出てきます。

家の手伝いをして褒められたら、より手伝いをしようと思うだろうし。
つまみ食いをして怒られたら、もうしないようにしようと思うだろうし。

ペット飼ってる方はしつけとかされますよね。
あれもやっちゃダメなことしたときに叱る、ということで「これはやっちゃダメなんだ」と学習していくからなんですね。

何を当たり前なことを言ってんだと思うかもしれませんが。

まとめると負のフィードバック(怒られる、失敗するなど)があると、その行動を取ろうとする意欲をなくすってことですね。

現在のTPの状態

こっからは一般論でなくワタクシの話なんですが、仕事で何やっても何かは指摘される、説教されるというのがここ数ヶ月続いています。

そんなかで何か正のフィードバック(褒められる、成功するなど)がある程度あればモチベーションも続くんでしょうが、なんせ圧倒的に少ない。
正直なところ出勤するのが憂鬱で仕方ない。笑

指摘されたところを直してもっとうまくいくようにしたい!とやる気を持って取り組んでいるときももちろんあるのですが、タスク量がエグくて一個一個の質も落ちる。そんで指摘内容を直すのも追いつかない。

「もうこんなん無理じゃん。やめちゃおうかな。」

はい、学習性無力感のできあがり。
どうにか抜け出したいのになあ。

プラトー

そんなワタクシ、最近、「それでもめげずにやれるだけのことをやって、できなかった部分は潔く叱られよう。」というマインドで割り切って仕事に取り組んでいる節があります。

その理由がプラトーという言葉にあります。
皆さんご存じですかね。

雑すぎる図で笑う。

これは成長曲線というのをめちゃくちゃ簡易的に表したもので、実は人の成長って投じた努力に比例してまっすぐ効果が出るものではなくて、あまり効果が出ない中何かのきっかけで突然急に表れたりするものらしい。

んでそのなかなか効果が出ない期間のことをプラトーと呼びます。

似た言葉にスランプというものがありますが、これはある能力・技術において熟練した人が突然不調に陥って、成長が止まるどころかパフォーマンスが落ちてしまうことらしいです。ちょっと次元の高い話だねえ。

話を戻して。
今の自分はプラトーにいるんだと思うようにしています。
っていうか本当にそうなんだろうけど。

なかなか効果が出ない時ってのは別にワタクシに限らず誰でも通る道で、ここで一番重要なのが、それでも努力をやめないこと

学習性無力感に陥ることでやめたくなるんよ。
これはもう仕方ないんよ。だって動物的本能みたいなとこあるし。

でもそういう習性が人にはある、という知識があるんだから対策は打てるよね。
まずはこの状態を自分の現在地として受け入れること。
そっから今できることを少しずつでもやること。
無理はしないけど、手も抜かない。

やっぱ継続は力なりなんだなあ。
誰が言い始めたんか知らんけど考えた人はすごい。

おわるよ

心理学って、知ってて劇的に人生が変わることはないけど、しんどいときに自分を客観的に見て、大丈夫だよって言い聞かせることができるのがすごく良い。と思ってます。

今回の内容、自分で言うのも何だけど結構皆さんにも刺さるんじゃないですかね。

だって学習性無力感は誰もが通るはずの道だから。

もちろん知識があって対応策もすでに自分で分かってる、という方は今さら何言うてんねん。って感じでしょうが。笑

今後も自分が考えてることと心理学を結びつけて話していくからよろしくです。今日はボケなしだわごめん。誰に謝ってんだ。

おやすミスター3「明日も頑張るだガネ」

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