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集中の条件

ドモホルンリンクル。

継続が苦手なワタクシTPですが、残念ながら集中することも苦手です。
家で1人で地道に勉強、、とかうまくいったことは数少ない。
そんなこんなで集中力に関する本を読むことがちょこちょこあるんですね。成果出てないけど。

読んでみたら、いかに自分をコントロールするかって点で心理学も深く関わってきたりするので、割と楽しく読めちゃうという。

今回は何年か前に読んだメンタリストDaiGoさんの本「自分を操る超集中力」から、未だに覚えている集中するために必要な4つの条件をご紹介したいと思います。

はじめに

今回はわかりやすいように、集中するために必要な4つの条件と述べていますが、著書の中では心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱するフロー体験(ざっくり言うと、ものすごく集中している状態)に必要な8つの条件、というのがあって、そのなかで著者が強調しておきたい4つを紹介している形になります。

今からあげる4つが全てという訳ではないので、そこんとこは目をつぶって下さいな。

1、難易度がちょうどいい

取り組んでいる対象が、会話であれ、スポーツであれ、勉強であれ、
難しすぎず簡単すぎないことが1つめの条件です。

そりゃそうですよね。
皆さんも経験あると思います。

そりゃいきなり中学生に高校数学の内容教えられたって眠くなるだけだし、小学1年生の足し算を永遠やらされてもつまんないだけだと。

ある程度分かる、できるっていう感覚がありながらも、気を抜いてるとできない。そんな絶妙なバランスで集中は成り立っています。

そう考えるとRPGってすごいよな。
絶対道中いい具合のレベルの敵が出てくるもんな。
だから飽きずに何時間もプレイしちゃうんだろうな。

2、コントロール感覚がある

自分のペースで問題を解く、会話を交わすであったり、スポーツだったら思い通りの方向にボールを投げるであったり。

取り組んだものに対して、自分が操っている感覚があると集中への一歩らしい。

そりゃそうよな。
自分がどう干渉してもコントロールできないものには集中できないと思います。

ゲームだって自分が操作してるとおりに動かなかったら何にも楽しくないし、すぐやめちゃうだろうしね。ゲームで例えがち。

3、直接的なフィードバックがある

取り組んでいることから何かしらのフィードバックがあること。

会話している相手が笑う、解いた問題が正解だった、自分が放ったシュートが決まって得点になる。など。

自分がやったことに関して何もフィードバックがなければ集中は続きません。

そりゃ話してて相手から相づちの一つもなければ会話しようなんて気にはならないし、一生懸命問題を解いても結局自分が出した答えが合ってるか外れてるかも分からなければやる気も出ないでしょう。

4、集中を妨げる要素がシャットアウトされている

これは当たり前っちゃ当たり前ですね。

本読んでるときに話しかけられたり、会話してるときに電話が鳴ったり、スポーツに取り組んでいるときにコート内に部外者が入ってきたり。

そういった要素が少し入るだけで集中は途切れてしまいます。
先ほど未だに覚えている4つの条件といいましたが、すみません。
4つ目は当たり前すぎて覚えてなかったです。笑

おわりに

いかがでしたでしょうか。
ワタクシは最初の3つを特に意識してますね。

自分に合った難易度のものに取り組み、自分がコントロールしている感覚があるか、コントロールしたことでどういう結果が生まれているのか、この辺を意識するとより対象に没頭できている気がします。

逆に言うとこれって人に教えるときも大事だよなってのが最近思ってることで。何がどう逆なのかは知らんが。

いきなりその人にとって難しすぎる課題を与えても仕方ないし、その人がコントロールできていると実感させてあげないと身が入らないし、その人が行った結果どうなったのかや、それに対して褒めてあげる、といったフィードバックを与えてあげないとモチベーションもついてきません。

このあたりの条件を揃えてあげることで、人はより集中して物事に取り組むことができるし、やりがいを感じることもできるのかなと。

まだワタクシは社会人1年目で人に教える立場になるのは先のことですが、この感覚は大事にしていきたい。
この記事を読んで下さっているあなたも、是非部下に対してこれらのことを意識してあげてはいかがでしょうか。

日本の海軍大将を務めていた偉人、山本五十六の言葉が大好きなので引用します。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

この言葉めっちゃ好き。
人は何かに初めて取り組むとき、やり方も分からなければ不安もいっぱいです。

まずやり方を教えて、難易度を調整しながらさせてみる。
そこでコントロール感覚を掴ませ、褒めるというフィードバックも与える。

これぞ人材教育ではないかと。
ここまでやって人はやりがいを持って自分から取り組むようになると思うんですよね。

途中からそれたようなそれてないような。笑

一応経営学部でマネジメントをかじっていたので、こういう話も今後どんどんやっていきたいと考えています。

思ったよりボリュームでかくなってしまった!
それじゃ今回はこのへんで!

バイバイキン。


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