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新型コロナとの遭遇

晴天の霹靂。新年早々、家族が新型コロナに罹患し、2週間の自宅待機をすごす。次回への課題も含め、経緯をあらかたまとめる。

それは鎖骨も大分よくなり、土日に実走復帰して、チーム新年会で書き初め何書くか浮かれてる最中のこと。1月14日金曜日夜、土曜日の朝のライドに向けて早寝、21時頃。11歳の長男よりも先に就寝だが、まあいつもの事。翌朝、5時に起きると、リビングの照明がついている。妻が消し忘れたのかと覗いてみるとなにやら雰囲気がおかしい。どうも、長男が発熱しているとのこと。とりあえず、ライドに行く予定はキャンセル。いろいろ事情を確認すると、クラスで新型コロナが発症して、学級閉鎖になってるとか。新型コロナ陽性第一号はとなりの席の女の子とか、なにやら雲行きが怪しくなる…

この時点で八割方、新型コロナだなと覚悟を決める。長男は小児喘息で過去2回入院しており、重症化した場合のリスクが大きい。早朝だが救急への連絡も含めて検討する必要も考え、とりあえず情報収集のためGoogle先生に相談。どうも東京都には発熱相談センターが設置されており、そこでは24時間電話受付があるとのこと。即、東京都発熱相談センターに電話。

①東京都発熱相談センターへの電話連絡
長男が急な発熱、小児喘息での入院経験があること、クラス内で新型コロナが蔓延していることなどあらかた伝える。担当のお話たと、小児喘息の病歴はあまり関係なく、最後の発作がいつなのかが重要らしい。直近の2年は発作がないのでそんなに危険視する必要ないらしく、朝になったらかかりつけの医院で新型コロナの検査をしてもらうよう指示される。かかりつけの医院では新型コロナの検査をしていなかったので、近所の検査をしてくれる医院に相談することに。

②近所の医院での検査
診察受付時間まで待ち、すぐ電話にてあらましを説明したところ、検査時間を伝えられる。検査時間までは来院するなとも指示される。検査時間に長男のみつれて車にて医院に。医院は大混雑で、新型コロナ検査の待合室に通される。この時点で長男のクラスメイトが2名いたようで、クラス内でクラスターが発生したことが推察される。綿棒を鼻の奥に突き刺され、苦しむ長男、見てるだけで胸が痛い。検査結果は電話しますと伝えられ、処方箋を出されて帰される。1時間ほどで電話連絡、陽性ですので家族含めて自宅待機10日とその場で伝えられる。詳細は保健所からの電話連絡を待つように、とのこと。とりあえず、長男は別室に隔離して高校受験を控える長女にだけは接触しないよう苦慮する。

③保健所からの電話連絡
新型コロナの感染急拡大の影響により、保健所からの電話連絡はさらに翌日となる。ここで新型コロナ陽性となった長男の自宅待機と濃厚接触の家族との自宅待機期間が異なることが判明。長男は22日まで自宅待機だが、家族は24日までの自宅待機に。長女の都立高校推薦入試が26日なので、この時点ではギリギリ間に合うかと安堵する。

④会社への連絡
長男の新型コロナ陽性判定が土曜日だったが事態が事態なので会社には即連絡。10日ほど在宅勤務することを伝える。幸いにも私は在宅勤務を頻繁にしているので、この辺りはスムーズ。

⑤家庭内感染拡大
自宅待機から数日、妻が急な怠さを訴える。この時点では発熱がないものの、間違いないなと覚悟を決めてすぐ近所の医院に連絡。長男と同じ過程を経て、陽性判定。保健所からの連絡を待ち、自宅待機がさらに延長されることに。これにより、長女の都立高校推薦入試は絶望。都立高校にはこの時点では濃厚接触者への救済はないとのこと。

⑥都立高校推薦入試救済措置
長女の中学校にいろいろ交渉し、なんとか都立高校に救済措置を講じてもらうことに。新型コロナの急拡大で私たち以外にも同じような生徒がいたのだろう。長女が検査を受け、陰性が確認できれば、別室での受験を認めるとのこと。また移動は濃厚接触者である私の運転する車ではNGで、感染対策しているタクシーを手配する必要があるとのこと。住所が京王線沿線なので、京王タクシーに電話し、事情を伝えるとオペレーターから京王タクシーでは取り扱えないとのこと。とりあえず落ち着き、Google先生にて情報収集。どうやら文部科学省のHPでその種のタクシー相談をしているとのこと。ただし、この時点では受験日は決まっていたが受験時刻は未定だった。中学校からは時間未定だがタクシーは予約するようにとの意味不明な要請をされる。とりあえず、文部科学省の相談窓口に電話すると案の定、受験時間がわからないと手配できないとの回答。まあ、当たり前か。この日の午後にタクシー手配しないと当日のタクシーは手配できず、受験時間の確定はこの日の18時(中学校談)。うん、詰んだ。娘は妻の罹患以来、夜な夜な泣いている状況。私は毎夜、娘に誠実に生きていれば必ず報われるから泣くなと毎日説得していた。また、46歳児なりに、世の中大抵のことは調整できると知っている。この程度の苦境で諦めたら親として顔が立たん、中学校を経由して交渉するから時間がかかって仕方ないのだ。ということで直接都立高校に電話して事情を相談することに。またもやGoogle先生で高校の電話番号を調べて電話。直接都立高校の校長とやりとりし、救済措置の試験時間を確定させ、結果を中学校に連絡。文部科学省の相談窓口に再び電話し、タクシーの手配を依頼する。2時間後、京王タクシーから着信。先ほどは電話いただき、新型コロナの受験タクシーをやっていないと回答したが誤りで、京王タクシーで承りますとの電話連絡。いろいろ綱渡りだったがらなんとかなった模様。

⑦都立高校救済措置当日
自分で段取りしていたので、ソツなく終了。ただし娘の試験とは落ち着かないもので、手持ち無沙汰が凄い。私には何も出来ないので、とりあえずローラーして娘の帰宅を待つ。長女は面接で久しぶりに家族以外と顔を合わせたことが嬉しかったらしく、ニコニコして帰ってきた。まあ、合否はさておき、出し切れたならそれでよし。執筆時点で合否は出ていないが、私としては満足な結果。

推薦入試に備え、私お手製のカツ丼を食す


⑧仕事の状況
そんなこんなで自宅待機の2週間発熱なんとか終了。1月最終日、zoomにて業務状況確認。まさかの進捗ゼロ。さて、明日から出社して、ブラジルの闘将バリに檄飛ばしまくるか。

2月初日。今日から激務か。



自宅待機期間中、サイクリスト的には普段からZwiftばかりなのでむしろフィジカルは戻すことが出来た。L4までなら骨折前と遜色ない、むしろ強いかも。そういう意味では特需と言える。もっとも困ったことは新型コロナによる体調急変に備えて夜にお酒を断たされたこと。まあ、ど正論でグゥの音も出ませんが、ずっと家にいるのに酒も飲めないのはツライ。せめて、冬季限定チョコのバッカス、ラミーを食べて気分を紛らわせいた。

ストロングゼロの変わりに

自宅待機が開け、鎖骨骨折からはじめての実走でファントムから今年の書き初めをもらう。新年会で私の代わりに披露してくれたとのこと。酒と骨はまだわかる。女って何よ…モテるってことか?
富士ヒルゴールドは今年こそもぎ取りたい。そのために週にSSTを120分以上取り組んでいる。前半戦はロードレース抑えて、富士ヒルに向けて調整する。

最後に、自宅待機期間に迷惑をかけたみなさま、申し訳ありませんでした。

今年の目標。ファントム代筆



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