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デュアルモニタのメリット

 デュアルモニタとは、画面が2枚あることです。
 1台のタワー型デスクトップPCにモニタを2台接続することで、表示できる情報量や作業領域が広がり快適さが増します。

配置

 モニタ2台と聞くと、同じ型式のモニタを左右対称に並べたくなりますが、そうする必要はありません。
 左右対称に置くと画面の分かれ目が正面にあるので使いづらくなります。
 2画面を使ってゲームをすることはまずありません。どちらか片方の画面を使ってフルスクリーンにするので左右のどちらかに体を傾けることになります。 
 それよりも、1台をメインモニタとして正面に置けばゲームをする時も正対することができます。2台目はサブモニタとして隣に置けば、画面サイズが違っても違和感がありません。

メリット:ゲーム+α

ゲーム+配信
 最近は誰でもゲーム配信ができます。デュアルモニタならメインモニタでゲームをフルスクリーンでプレイしながら、サブモニタで配信画面や視聴者のコメントを確認できます。
 モニタが1台しかないと、ゲームをウィンドウモードで小さめに表示し、その隣にコメントを表示することになります。コメントの読み上げ機能を使えばゲーム画面をフルスクリーンにできますが、読み上げは漢字の読み間違いなどあるので、その都度ゲーム画面をウィンドウモードにしてコメントを確認する手間がかかります。
ゲーム+配信に参加
 自分が配信するのではなく、ゲーム配信に参加する方法もあります。
 参加型のゲーム配信は、配信者と協力したり敵対したりする視聴者を募集しています。これに参加する場合、視聴者がデュアルモニタならメインモニタでゲームをフルスクリーンでプレイしながら、サブモニタで配信者の画面を確認できます。なお、敵対する場合に配信者の位置を確認するために画面を見る行為はゴースティングと呼ばれマナー違反です。あくまでも配信の進行状況を知るための視聴にしましょう。
ゲーム+アプデ情報や攻略情報
 デュアルモニタならメインモニタでゲームをフルスクリーンでプレイしながら、サブモニタでアップデート情報や攻略サイトを見ることができます。
ゲーム+全く関係のない情報
 デュアルモニタならメインモニタでゲームをフルスクリーンでプレイしながら、サブモニタでゲームとは関係のない動画や配信を見たりnoteやTwitterをチェックしたりできます。

メリット:執筆作業+α

 デュアルモニタならメインモニタでnoteを執筆しながら、サブモニタで参考サイトを見ることができます。
 モニタが1台でも画面を左右に分割できますが、2台あればそれだけ開けるサイトが増えます。
 ブログやサイト制作でも同じことが言えます。

メリット:株トレード

 株トレードはデュアルモニタの代表的な使い方かもしれません。
 2台とは言わず3台(トリプルモニタ)やそれ以上のマルチモニタにしている人もいるかもしれません。
 画面が多ければそれだけ多くの企業のチャートや板を並べることができます。
 株取引には様々な手法があるので、1画面では取引できないということはありません。

実例:PC比較

 PC比較サイト【ニコニコロニー】を作るにあたりモニタ2台を活用しています。1台を2分割し4つのサイトを同時に開いています。
①ニコニコロニーの入力画面
②ニコニコロニーのプレビュー画面
③ドスパラのガレリアの画面
④パソコン工房のレベルインフィニティの画面
のようにニコニコロニーのプレビュー画面を見ながらPC専門店のPCを見比べています。
 実際にはモニタが3台あるので、3台目はPCとは関係のない動画を流したりしています。

実例:PC相談

 ニコニコロニーに関連して、TwitterのDMでPC選びの相談にも乗っています。
 この場合は、
①TwitterのDM画面
②ニコニコロニーのPC比較画面
③ゲームのシステム要件の画面
④候補のPCの画面
⑤候補のPCでゲームをプレイした場合のfps情報の画面
⑥別の候補のPCの画面
などのように、相談者の要望に応じたPC候補や情報検索の画面を同時に開いています。

接続方法

 デュアルモニタの接続方法は簡単です。
 タワー型PCの裏面のグラボの端子にモニタを接続するだけで自動的に認識します。
 スタートボタン-設定-システム-ディスプレイで配置などの設定ができます。
 デスクトップ画面の何もない所で右クリック-NVIDIAコントロールパネル-複数のディスプレイの設定でも設定することができます。
 注意点としてはグラボにはHDMI端子が一つしかないことが多いので、モニタの端子によっては変換ケーブルが必要になることです。
 マザボのHDMI端子は原則として使いません。

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