Stray(ストレイ)のシステム要件
サイバーシティから脱出する猫のゲームStray(ストレイ)のシステム要件(動作環境)について説明します。
システム要件とは
システム要件はPCでゲームを動かすために必要な条件です。
"最低"は画質設定を下げればゲームが動くという必要最小限の条件です。これより性能が低いPCではゲームが動きません。
"推奨"は画質設定を上げてもゲームが動きます。ゲームを快適にプレイできるかどうかは"推奨"を目安にします。
推奨システム要件の説明
推奨システム要件について簡単に説明します。
現在使用中のPCで動くかどうかの確認方法や、新規にPCを購入する際の注意点などは後述します。
PCには64ビットと32ビットがあり、64ビットが対応しています。
OSはWindowsが対応しています。このゲームの開発が中断されない限り最新のWindows11にも対応します。
MACは対応していません。
プロセッサーはCPUとも呼ばれるPCの頭脳です。
Intel社のCore i5-8400かAMD社のRyzen 5 2600に相当するCPUが必要です。
メモリーはゲームをプレイしている間だけ必要になる容量です。
グラフィックとは映像に関する性能のことでGPUと呼ばれる部分が担当します。
GPUはCPUに内蔵(CPU内蔵GPU、統合グラフィックス)されている場合と、グラボ(グラフィックボード、ビデオカード)に搭載されている場合があります。
NVIDIA社のGeForce GTX 780(VRAM 3 GB)とAMD社のRadeon R9 290X(VRAM 4 GB)はいずれもグラボの名称です。
DirectXは映像に関する規格ですが、グラフィックの項目で対応グラボを選べば必然的にDirectXも対応します。
ストレージはゲームを保存しておく場所の容量です。SSDやHDDが該当します。それらの空き容量が10GB必要です。
所有しているPCのスペックの見方
既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
スタートボタンを右クリック→タスクマネージャー→詳細→パフォーマンスタブでPCのスペックを見ることができます。
CPU、メモリ、GPUを確認することができます。
所有しているPCのスペックとシステム要件の比較方法
下表はCPUとGPUの性能比較表です。
左側がCPU、右側がGPU(グラボ)で、下へ行くほど高性能です。
Strayの推奨システム要件を水色の線で示したため、これより下にあるCPU・GPUなら問題なく動作することになります。
例えば、CPUのi5-8400は2017年発売と古いため、2022年発売のCPUならi5より格下のi3でも同等の性能があります(i5-8400≒i3-12100)。
同様にGPUのGTX780は2013年発売のハイスペックグラボですが、2019年発売のローエンドグラボGTX1650でも同等の性能があります。2022年発売のRTX3050では要件を大きく超えています。
一方で、最低システム要件を示す赤色より上ににあるCPU・GPUでゲームを動かすことは困難です。
Core i3より下に位置するCeleron(セレロン)では力不足で、グラフィックボードを搭載しない(CPU内蔵GPU)のインテルUHDグラフィックスではグラフィックの要件を満たしません。
これからゲーミングPCを買う場合
StrayのためにPCを買う場合は、いわゆるゲーミングPCが必要です。
普通のPCはグラフィックボードが入っていないことが多く、CPUがi7で高性能に見えてもグラフィック要件を満たさないことがほとんどです。
PCの比較サイト(ニコニコロニー)ではCPUとGPUの性能によってランク分けしています。
入門ランクではグラフィックボードを搭載していないため、Strayの最低システム要件を満たすことができません。
初級ランクならグラフィックボードを搭載し推奨システム要件を満たしているので、この中から探すことになります。
中級ランク以上はStrayより重たいゲームをする場合や、配信、録画、動画編集などをする場合に候補になります。
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