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beatmania IIDX INFINITASのアップデートで動作環境が変更

 以前、beatmania IIDX INFINITASの動作環境が親切ということで記事を書きましたが、2020年8月5日にゲームのアップデートがあり動作環境も見直されました。

旧動作環境

 公式サイトの動作環境は更新されているので旧動作環境を見ることはできません。過去の記事に旧動作環境の引用があります。

beatmania IIDX INFINITASの動作環境

 公式サイトの内容を以下に引用し、旧動作環境との違いを説明します。

対応機種
・Windows®が動作するPC

 「デスクトップPC」の記載がなくなりました。

対応OS
・ Windows® 10(64ビット)
※上記以外のOSには対応しておりません

 サポート終了のWindows7だけでなくWindows8.1も非対応になりました。
 Macは対応していません。

システム要件
CPU
ベースクロック2.8GHz以上必須
Intel® Core™ i5-4690 以降必須
2015年以降のIntel® core™ i5~i7シリーズ3.2GHz以上、またはAMD A8~A10シリーズ3.5GHz以上推奨
※CPUの動作速度は世代ごとの目安となるため、世代の古いCPUの場合、上記以上の性能でも必須環境を満たさない場合があります

 2014年発売のi5-4690が追記されました。

メモリ
8GB以上必須
DDR3以上の十分な速度の出るものを推奨
※システム構成によっては8GB以上必要になる場合があります

 2GB必須、4GB以上推奨から大幅に増えました。
 現在発売されているゲーミングPCの多くは8GBか16GBです。

ストレージ(HDDなど)
空き容量 60GB以上、十分な空き容量と速度の出るものを推奨
※今後のアップデートには、上記以上の容量が必要になる場合があります

 40GBから20GB増えました。
 現在発売されているゲーミングPCの多くはHDDより高速なSSDです。

グラフィック機能
メモリを1GB以上搭載するグラフィックカード、2016年以降の十分な速度の出るものを推奨
Microsoft DirectX® 9.0C以上が動作するもの(必須)
ご注意:ノートPCやディスプレイ一体型PCなどの「オンボードグラフィックス機能」をご使用の場合、動作が不安定になる場合があります。

 動作環境の冒頭で「デスクトップPC」の記載はなくなりましたが、ノートPCや一体型PCのオンボードグラフィックス機能に関しての注意書きは残っています。
 リフレッシュレート60Hz固定の記載がなくなりました。

以上の環境が、安定して動作することが確認されたデスクトップPCを推奨。

 動作環境の冒頭で「デスクトップPC」の記載はなくなりましたが、デスクトップPCを推奨しています。
 オンボード音源を推奨していたサウンドの項目がなくなりました。

ご使用のPCの詳細は、下記の手順で確認できます。
「コントロールパネル」→「システム」または、「ファイル名を指定して実行」→「dxdiag」と入力して実行 

 dxdiagを実行し使用中のPCのスペックと動作環境を比較することで、新動作環境を満たしているか確認することができます。
 dxdiagと動作環境で用語の違いがあります。
 システムのタブ
  オペレーティングシステム=OS
  プロセッサ=CPU
  メモリ=1GB=約1000MB
 ディスプレイのタブ
  
チップの種類=グラフィック機能
  ※Intel(R)HD Graphics Familyは「オンボードグラフィックス機能」のことです。「メモリを1GB以上搭載するグラフィックカード」を満たしていません。

ディスプレイ
解像度「1280x720ピクセルの表示」が可能なもの(必須)
画面のリフレッシュレートが60Hzに表示可能なもの(必須)
画面のリフレッシュレートが120Hzに表示可能なもの(推奨)
16:9の画面比率のものを推奨(フルスクリーン表示になります)
※ご使用の環境や設定によっては、大きな遅延や残像が発生したり、正常に表示されない場合があります

 120Hz推奨になりました。

キーボード
Nキーロールオーバー対応製品推奨
※ご使用のキーボードによっては、プレーに必要な数の多数キー同時押しを認識しない場合があります
※無線キーボードをご使用の場合、正常な動作の保証はいたしません
※専用コントローラを使用の場合でも、一部のメニュー操作にキーボードを使用する場合があります

 変更はありません。

コントローラ
USB接続のみ対応
※Bluetooth®接続には対応していません
※専用コントローラ以外をご使用の場合、正常な動作の保証はいたしません

 変更はありません。

回線種類
有線ブロードバンド回線推奨
インストーラーのダウンロードおよびゲームのアップデートには、インターネット接続環境が必要です。
セーブデータをサーバーに保存するため、プレー中にも接続が必要となります。
ゲーム中にプレーに必要なデータファイルを都度ダウンロードします。全てのデータを落とすと数十GBになる場合がありますので、通信容量に制限がある場合はご注意ください。

 「ゲーム中にプレーに必要なデータファイルを都度ダウンロード」が追記されました。

その他
年式の古いPCやPCパーツなどをご利用の場合、正常な動作の保証は致しません。
バックグラウンドで動作するプログラム等を併用した場合、正常な動作の保証は致しません。
液晶テレビ等にHDMIで接続した場合、表示や音声に大きな遅延が発生する場合があります。
PCストレージ(HDDなど)の動作に影響を及ぼすプログラムが動作している場合、アップデートやゲームの動作に大きな遅延が発生する場合があります。
USBオーディオ等の外部音源を使用した場合、音声に大きな遅延が発生する場合があります。
起動しない、動作が不安定などの症状が見られる場合「beatmania IIDX INFINITAS FAQ」に参考となる情報が無いかご確認ください。

 変更はありません。

スペック

 動作環境の内容を現在発売されているPCのスペックに置き換えると以下のようになります。
 OS:Windows10
 CPU:i5-10400またはi7-10700
 メモリ:8GBまたは16GB
 HDD(SSD):100GB以上
 グラフィック機能:GeForceGTX1650
 ディスプレイ:60Hzまたは120Hz(144Hz)

候補PC

 2020年7月27日に予約受付が開始されたコナミのゲーミングPCではスタンダードクラスのARESPEAR C300(税抜168,000円)が該当します。

その他の候補

 PCのスペック別にニコニコロニーにまとめています。
 以下の候補は随時構成・価格が変わるため購入時には公式サイトで内容をご確認ください。

候補①
 PC専門店ドスパラ マグネイトMH
 OS:Windows10
 CPU:Core i5-10400
 メモリ:16GB
 SSD:240GB
 グラフィックス機能:GeForceGTX1650
 税抜価格:74,980円

候補②
 PC専門店フロンティア 期間・台数限定セール品
 OS:Windows10
 CPU:Core i5-9400F
 メモリ:16GB
 SSD:480GB
 HDD:2TB
 グラフィックス機能:GeForceGTX1660SUPER
 税抜価格:86,800円

候補モニタ

 一般的なモニタは60Hzなので必須要件は満たしています。
 推奨の120Hzはいわゆるゲーミングモニタが必要です。
 最近のゲーミングモニタは、より高速な144Hzが主流です。
 ※ゲーミングモニタを謳っている製品でも応答速度だけが早く、リフレッシュレートは60Hzや75Hzのものがあります。購入する際は120Hz、144Hz、165Hzの記載と接続端子(DP、HDMI、DVI)の制限に注意しましょう。




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