ELDEN RING(エルデンリング)の動作環境
エルデンリングの動作環境について説明します。
公式サイト(FROM SOFTWARE):https://www.eldenring.jp/operatingenvironment.html
動作環境とは
動作環境とは、ゲームをプレイするために必要なPCの性能を項目ごとに示したもので、必要動作環境と推奨動作環境があります。
必要動作環境は最低限必要な性能のことで、これに満たない性能のPCでゲームを動かすことは困難です。これを満たしていても動きがカクカクしたり、ゲーム内の画質設定を下げないといけないことがあります。
推奨動作環境は画質設定を上げても快適にゲームを楽しむことができます。
基本的に推奨動作環境を目安にします。
推奨動作環境の項目ごとの説明
OSはWindowsのみ対応しています。
MacBookのmacOSやChromebookのChromeOSには対応していません。
CPUはIntel製のCore i7-8700Kか、AMD製のRyzen 5 3600Xです。
i7-8700Kは2017年製の古いCPUのため、2021年製のi5-11400の方が性能が上です。最新のi7-12700が必要ということではありません。
メモリは16GB以上です。
メモリの刻みは4GB、8GB、16GB、32GBです。
最近のPCなら8GBか16GBが搭載されています。
GPU(グラフィックボード:グラボ)はNVIDIA製のGeForce GTX 1070か、AMD製のRadeon RX Vega 56です。
GTX1070は2016年製の古いグラボですが比較的性能が高いため、この要件を満たすグラボはRTX2060やRTX3060です。2019年製のGTX1660SUPERや2022年発売のRTX3050はGTX1070に及びません。
DirectXは映像に関する規格です。
グラボの要件を満たしていれば問題ありません。
ハードディスク(HDD)容量はPC内の保管場所のことで、60GB以上の空き容量が必要です。
最近はHDDより高速なSSDを搭載したPCが増えています。SSDもHDDと同じ役割ですが割高なため容量はHDDより少な目になります。
HDDなら500GBや1TB(1000GB)搭載されたものが多く、SSDでも120GB程度は搭載されています。
SSD120GBの場合、OS(Windows)などが容量の半分を占めていることがあり、60GBの空き容量がない可能性があります。
所有しているPCのスペックの見方
既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
スタートボタンを右クリック→タスクマネージャー→詳細→パフォーマンスタブでCPU、メモリ、グラフィックボード(GPU)を見ることができます。
動作環境とスペックの比較
下の画像の左側がCPU、右側がGPU(グラボ)の比較表です。
各表とも右へ行くほど新しく、下へ行くほど高性能になります。
エルデンリングの推奨動作環境のCPU(i7-8700K)とGPU(GTX1070)を水色の線で示したので、これよりも下にあることが理想です。
必要動作環境のCPU(i5-8400)とGPU(GTX1060 3GB)を示す赤色の線よりも下にあればゲームを動かす要件は満たしています。
なお、CPUとGPUの両方が要件を満たしている必要があります。例えばCPUがi7-10700で推奨動作環境を超えていても、GPUがGTX1650で必要動作環境に届かなければ要件を満たしているとは言えません。
これからゲーミングPCを購入する場合
PCの比較サイト(ニコニコロニー)ではPCの性能によってランク分けをしています。
エルデンリングの推奨動作環境を満たすPCは、初級ランクでCPUがi5-11400以上、GPUがRTX3060以上のものです。PC本体の他にモニタ(画面)やキーボード、マウスなどが必要です。
余談
所有しているPCのスペックの見方で例示したタスクマネージャーのPCを実際に使っています。
CPU:i7-6700
RAM:8GB
GPU:GTX1060 3GB
GPU以外は必要動作環境を満たしていないため、エルデンリングは動かないだろうと判断します。
これまでにCities: Skylines、FORTNITE、ARK、GTA5などをプレイしてきましたが、最新の重量級のゲームは荷が重いということになります。
購入した2016年当時としては、CPUはハイスペックでGPUはミドルスペックでしたが、5年を経過すると物理的な故障はなくても性能的な限界を感じることが出てきます。
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