ボツを投稿:ゲーミングPC選びの難しさと面白さ
以下の内容は中級Bが99,800円ですが、現在は97,800円です。
記事の作成中にセールが更新し値下げされました。
本来であればこの記事はボツにし値下げ後の内容で作成し直すところですが、ゲーミングPCの相場が刻々と変化する難しさと面白さの証として投稿します。
以下、この記事は古い内容です
ゲーミングPCを選ぶ際は専門用語を覚えて性能差を考えて安いPCを探すという手間暇がかかります。
最初は難しく感じますが、安いPCを見つけることができると面白くなってきます。
ここに2つのPCがあります。どちらがお買い得でしょうか。
ブランド
中級Aはパソコン工房のLEVEL∞(レベルインフィニティ)。
中級Bはフロンティアの期間・台数限定のセール品。
ブランドで選択する場合は値段や性能を比較する必要はありません。
好きなブランドで決定です。
値段
中級Aは99,980円。
中級Bは99,800円。
180円差ですが僅差なので、互角と言えます。
性能
中級Aはi7-10700、8GB、GTX1660SUPER、M.2NVMeSSD500GB。
中級Bはi7-10700F、16GB、GTX1660SUPER、M.2NVMeSSD512GB。
性能は両者とも一長一短ありますがRAMの差で中級Bが有利です。
コスパ
コスパとはコストパフォーマンスの略です。
コストとは値段、パフォーマンスとは性能のことです。
値段と性能のバランスを見ると、やはりRAMの差で中級Bが有利です。
CPU
中級Aのi7-10700は内蔵GPUあり。
中級Bのi7-10700Fは内蔵GPUなし。
内蔵GPUがあればマザーボードから映像を出力することができます。
今回はグラフィックボードから映像を出力するので、差はありません。
RAM
中級Aは8GB。
中級Bは16GB。
最近は推奨要件が16GBのゲームが増えたため、中級Bが有利です。
GPU
中級AはGTX1660SUPER。
中級BはGTX1660SUPER。
差はありません。ただし出力端子は違います。
中級AはHDMI、DisplayPortの2端子。
中級BはHDMI、DisplayPort、DVI-Dの3端子。
トリプルモニタの場合は、中級Bが有利です。
SSD
中級AはM.2NVMe500GB。
中級BはM.2NVMe512GB。
12GB差ですが僅差なので、互角と言えます。
キーボード・マウス
中級Aは付属。
中級Bはなし。
初めてPCを買うなら中級Aが有利です。
既に所有していたり、好みのゲーミングキーボードやゲーミングマウスを使うなら、差はありません。
とりあえずの結論
コスパの項目で結論が出ていますが、客観的に比較すると中級Bが有利です。
ブランドやケースデザインにこだわりがあったり、キーボード・マウスを必要とする場合のみ中級Aを選ぶことになります。
結論が変わる
基本構成の比較では中級Bのフロンティアが有利でしたが、カスタマイズすると中級Aのパソコン工房が有利になってきます。
RAM増設
中級Aは8GB→16GBの増設が3,480円。
中級Bは最初から16GB。
コスパの勝敗を分けたRAMですが、その差は3,480円で解消できます。
キーボード・マウス
中級Aは最初から付属。
中級Bは各1,000円で2,000円。
中級Aには2,000円分が最初から付属していることになります。
HDD追加
中級AはHDD2TB追加が6,480円。
中級BはHDD2TB追加が9,800円。
3,320円差で中級Aが有利です。
DVDドライブ追加
中級AはDVDドライブ追加が2,980円。
中級BはDVDドライブ追加が4,000円。
1,020円差で中級Aが有利です。
逆転
基本構成をカスタマイズし、キーボード・マウス付属、RAM16GB、HDD2TB、DVDドライブで条件を統一した場合の値段は以下のとおりです。
中級Aは112,920円。
中級Bは115,600円。
2,680円差で中級Aが有利です。
カスタマイズすることで結論が逆転しました。
送料
中級Aは2,000円。
中級Bは2,000円。
通販の場合、差はありません。
しかし、中級AはiiyamaPC 店舗受け取りサービスがあり、ネットで注文し店舗で受け取る場合の送料が無料です。近くに店舗があり車で取りに行けるなら中級Aが有利です。この場合、差額が4,680円に広がります。
納期
中級Aは7日。
中級Bは15日。
中級Aが有利です。
サポート
中級Aは24時間受付。
中級Bは10:00~19:00。
中級Aが有利です。
結論
基本構成のまま購入し、キーボード・マウスは既に所有(あるいは別途購入)していて、納品を急がず、24時間サポートも必要なければ中級Bのフロンティアがお買い得です。
キーボード・マウス、HDD、DVDが必要で、店舗が近くにあるなら中級Aのパソコン工房が安く買うことが出来ます。
本当の結論
今回はi7とGTX1660SUPERのPCで比較しましたが、CPUをRyzenにしたりグラボをRTX3070にすると結論はまた変わります。
更にPCショップはパソコン工房、フロンティアに限らず、ドスパラやツクモ、G-TUNEなどの国内企業のほか、海外企業のHPやDELL、ASUS、MSI、Lenovoなど多数あります。
条件次第で優劣が変わるので「この会社がおすすめ」や「このPCがおすすめ」と一言では語れません。
結論を急がず、まずは自分にとって必要な条件を見極めて多くのPCを比較してから納得の1台を見つけましょう。
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