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『ウイニングポスト10』PC版の動作環境

 『ウイニングポスト10』PC版の動作環境(システム要件)について説明します。

Winnnig Post 10 Windows版動作環境

動作環境とは

 動作環境はPCでゲームを動かすために必要な条件です。
 "必須"は画質設定を下げればゲームが動くという必要最小限の条件です。これより性能が低いPCではゲームが動きません。
 "推奨"は画質設定を上げてもゲームが動きます。ゲームを快適にプレイできるかどうかは"推奨"を目安にします。

推奨動作環境の説明

 推奨動作環境について簡単に説明します。
 現在使用中のPCで動くかどうかの確認方法や、新規にPCを購入する際の注意点などは後述します。

OS:Windows® 10/11 64bit(日本語版)
※Windows®11 をご使用の場合、Windows®11 のシステム 要件に準じます。

Winnnig Post 10

OSはWindowsが対応しています。
MACは対応していません。

CPU:Intel Core i7-7700 以上

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CPUはプロセッサーとも呼ばれるPCの頭脳です。
Intel社のCore i7-7700以上に相当するCPUが推奨です。

メモリ: 16GB RAM 以上

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メモリはゲームをプレイしている間だけ必要になる容量です。
16GB以上が推奨です。

グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 1660Ti VRAM 6GB 以上/AMD Radeon RX 5600XT VRAM 6GB 以上

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グラフィックは映像に関する性能のことでGPUと呼ばれる部分が担当します。
GPUはCPUに内蔵(CPU内蔵GPU、統合グラフィックス)されている場合と、グラボ(グラフィックボード、ビデオカード)に搭載されている場合があります。
NVIDIA社のGeForce RTX 1660Ti VRAM 6GB 以上か、AMD社のRadeon RX 5600XT VRAM 6GB 以上が推奨です。
ただし、RTX 1660Tiという型番は存在しないため、おそらくGTX 1660Tiの誤植です。

HDD:空き容量 35GB 以上

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HDDはゲームを保存しておく場所です。最近はSSDが主流です。
ゲームを保存するために35GB以上の空き容量が必要です。

ディスプレイ:1920×1080ピクセル

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ディスプレイは映像表示装置のことでモニタとも呼ばれます。
1920×1080ピクセルは解像度のことで、光の粒が横に1920、縦に1080並んでいます。FHDとも呼ばれます。

サウンド:16bit ステレオ 48kHzWAVE 形式が再生可能なサウンドボード

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サウンドボードは音声用の追加パーツですが、16bit ステレオ 48kHzWAVE 形式であれば追加パーツがなくても再生できます。

その他要件:DirectX®11 以上
      ネットワーク接続環境

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DirectXは映像に関する規格ですが、グラフィックの項目で対応グラボを選べば必然的にDirectXも対応します。
ネットワーク接続環境はインターネットに接続するための環境(光回線やWi-Fi)などが必要ということです。

所有しているPCのスペックの見方

 既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
 スタートボタンを右クリック→タスクマネージャー→詳細→パフォーマンスタブでPCのスペックを見ることができます。
 CPU、メモリ、GPUを確認します。

タスクマネージャー

所有しているPCのスペックと動作環境の比較

 下表はCPUとGPUの性能比較表です。
 左側がCPU、右側がGPUの表です。
 各表ともに右へ行くほど新しく、下へ行くほど高性能です。
CPU
 Winnnig Post 10の推奨動作環境のi7-7700を水色の線で囲みました。これよりも下にあるCPUなら推奨動作環境を満たしています。i7-7700は2017年発売のため、2020年発売のi5-10400や2022年発売のi3-12100でも問題ありません。i7やi5だけでなく、その後ろの7700や10400の部分も含めて判断します。
 必須動作環境のi3-4370は表にありませんが同等性能のi3-4170を赤枠で囲みました。これよりも上にあるCPUではゲームが動かないかもしれません。
グラフィック(GPU)
 推奨動作環境のGTX1660Tiを水色の線で囲みました。これよりも下にあるGPUなら推奨動作環境を満たしています。
 必須動作環境のGTX660を赤枠で囲みました。これよりも上にあるGPUではゲームが動かないかもしれません。
 なお、動作環境の中で"動作確認済みビデオカード"が掲載されているため、それらを緑色で囲いました。GTX1660Tiより性能が低いGTX1050TiやGTX1060でも動作することが確認されています。
 一方で注釈に"オンボードグラフィックは動作保証対象外となります。"とあります。これはCPU内蔵GPUのことでインテルHDグラフィックス530などを指します。これらは紫色で囲みました。前述のタスクマネージャーでGPUがIntel HD Graphicsだけの場合はゲームが動かないかもしれません。

CPUとGPUの性能比較表

これからゲーミングPCを買う場合

 Winnnig Post 10のためにPCを買う場合は、いわゆるゲーミングPCが必要です。
 普通のPCはGTX1660Tiなどのグラフィックボードが入っていないことが多く、CPUがi7で高性能に見えてもオンボードグラフィック(Intel UHD Graphics)のためグラフィック要件を満たさないことがほとんどです。
 PCの比較サイト(ニコニコロニー)ではCPUとGPUの性能によってランク分けしています。
 入門ランクはグラフィックボードを搭載していないため、Winnnig Post 10の必須動作環境を満たしていません。
 初級ランクはグラフィックボードを搭載し推奨動作環境を満たしているので、この中から探すことになります。
 中級ランク以上はWinnnig Post 10より重たいゲームをする場合や、配信、録画、動画編集などをする場合に候補になります。


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