MONSTER HUNTER WILDS(モンスターハンターワイルズ)の動作環境
MONSTER HUNTER WILDS(モンハンワイルズ)の動作環境について簡潔に説明します。
所有しているPCのスペックの調べ方や動作環境との比べ方、新たにPCを購入する場合の選び方なども後述します。
公式サイト
https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/
STEAM版 動作環境
https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/product/
動作環境とは
動作環境とは、ゲームを動かすためにPCに求められる条件です。
システム要件とも言われます。
"最低環境"と"推奨環境"があり、より快適にプレイするには"推奨環境"を目安にします。
推奨環境の説明
解像度は画面の細かさです。
1920×1080のFHD(フルHD、フルハイビジョン)です。
フレームレートは動きの滑らかさです。
60fps(1秒間に60枚の描画)です。
※フレーム生成使用:後述のグラフィックカードによりフレームレートを高める技術により実現されます。
OSはオペレーティングシステムの略です。
PCの基礎となるプログラムです。パーツではありません。
Windows10の64bit版が必須です。32bit版は対応していません。
Windows11は32bit版がなく64bit版のみのため必然的に対応します。
MACは対応していません。
プロセッサはCPUとも呼ばれ、PCの頭脳の役割です。
Intel社のCore i5-11600KかCore i5-12400、あるいはAMD社のRyzen 5 3600XかRyzen 5 5500が推奨です。
メモリーはRAMとも呼ばれ、ゲームをプレイしている間だけ必要になる容量です。
16GBが推奨です。
グラフィックカードは映像を担当するパーツです。GPUと呼ばれることもあります。GPUはCPUに内蔵されている場合と、グラフィックカードに搭載されている場合があります。グラフィックカードはグラフィックボードやグラボと呼ばれることもあります。
NVIDIA社のGeForce RTX 2070 SuperかGeForce RTX 4060、あるいはAMD社のRadeon RX 6700XTが推奨です。
VRAMはグラフィックカードに搭載されるメモリーです。
8GBが推奨です。
ストレージはSSDやHDDなどのゲームを保存しておく場所です。
ゲームを保存するために140GBの空き容量があるSSDが必要です。
HDDではなくSSDが必須です。
グラフィックを「中」設定にすると、FHD解像度(1920×1080)でフレーム生成使用時に60fpsでゲームプレイができます。
ゲームデータをSSDからGPUに転送し、CPUの負荷低減やロード時間短縮などができるDirectStorageに対応しています。
所有しているPCのスペックの調べ方
既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
スタートボタンを右クリック
→タスクマネージャー
→詳細
→パフォーマンスタブ
PCのスペックと動作環境の比べ方
CPU
下の表はCPUの性能の比較一覧表です。主なCPUの性能を数値化して並べています。表の右へ行くほど新しく、下へ行くほど高性能です。
水色で囲んだCore i5-11600K、Core i5-12400、Ryzen 5 3600X、Ryzen 5 5500が推奨環境です。
これより下にあれば推奨環境を満たしています。
赤色で囲まれた最低環境のCorei5-10600、Corei3-12100F、Ryzen 5 3600よりも上にあるCPUではゲームが動かない可能性があります。
前述のタスクマネージャーの例でみると、i7-12700Fは推奨環境を超えているため、問題なくプレイ可能と判断できます。
グラフィック(GPU)
水色で囲んだRTX 2070 Super、RTX 4060が推奨環境です。
これより下にあれば推奨環境を満たしています。
赤色で囲まれた最低環境のGTX1660Superよりも上にあるGPUではゲームが動かない可能性があります。
なお、AMD社のRadeonはシェアが少ないため省略しています。
前述のタスクマネージャーの例でみると、RTX3050は最低環境と同等のため、画質設定を上げることはできないがプレイは可能と判断できます。
新たにゲーミングPCを買う場合の選び方
新たにゲーミングPCを買う場合のスペックの候補は以下のとおりです。
CPU
・Core i5-14400、Core i5-14400F
・Ryzen 5 7500F
・Ryzen 5 9600X
GPU
・RTX4060
RAM
・16GB
SSD
・500GB
スペックの見方がわかればPCはどこで買っても構いません。
CPUとGPUが同じPCであればどこで買っても性能は同じようなものです。店によって価格差はありますが、値段が高い方が高性能で高耐久とも言えません。
店頭と通販を比べることはもちろん、パソコン専門店に限らず家電量販店でもゲーミングPCを扱うことが増えたため、なるべく多くの情報を集めて比較することが大切です。
PCの比較サイト(ニコニコロニー)では各ショップのPCを性能別に一覧にしています。
なお、デスクトップPCの価格は本体のみで周辺機器は含まれません。
モニタの価格はFHD60fps対応で1万円~1.5万円程度、FHD144fpsは1.5万円~、4K60fpsは3万円弱~、4K144fpsは6万円台~です。
ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットなども安価な物から高価な物まで数多くあるため、用途や好みで選ぶことになります。
追記:Steam版 オープンベータテスト動作環境
2024年11月1日(金)12:00~11月4日(月・祝)11:59予定のオープンベータテスト(OBT)の"参加に必要な環境について"の中に「Steam版 オープンベータテスト動作環境」の記載があります。
ここでは最低環境、推奨環境に加えて、高、ウルトラがあります。
高は1440p(WQHD)60fps、ウルトラは2160p(4K)60fpsでいずれもフレーム生成使用時です。
当然ながらそれぞれに対応したモニタが必要です。
https://www.monsterhunter.com/wilds/ja-jp/obt/
CPU
CPUは「高」も「ウルトラ」も「推奨環境」と同じです。
したがって水色で囲んだCore i5-11600K、Core i5-12400、Ryzen 5 3600X、Ryzen 5 5500よりも下にあれば「高」も「ウルトラ」も満たしています。
赤色で囲んだCorei5-10600、Corei3-12100F、Ryzen 5 3600は「最低環境」です。
グラフィック(GPU)
GPUは黄色で囲んだRTX 4060Tiが「高」、ピンク色で囲んだRTX 4070Tiが「ウルトラ」です。
水色で囲んだRTX 2070 Super、RTX 4060は「推奨環境」、赤色で囲んだGTX1660Superは「最低環境」です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?