ホットキッチン・スコアリングガイドライン・サービスと味について
■はじめに
それでは今回は、サービスと味についてお話しします。このコンクールは、100食分の3コースメニューを実際に提供しなければなりません。こういったコンクールは国内では開催されたことが全くありません。ですからじっくりとスケジュール立てて対策を立てないといけません。
前にもお話しした通り、ディナーショーみたいに一斉に出す料理ではありません。通常のレストラン営業のようにランダムにオーダーが入ってきます。全く慣れない初めて使うキッチンと調理器具、思うように動かないかもしれません。またサービスのスタッフは料理オリンピックの場合全てドイツの学生さんになります。言語およびコミュニケーションにおいても準備が必要ですよね。
味については得点の約半分を占める大きなポイントになります。味だけでは勝利することはできませんが、やはり料理にとって味は最重要なことです。しっかりと準備を進めてください。
■サービスについてのスコアリングガイドライン
① サービスの時間までにすべての準備が終了します
②メンバーは5名、アナウンサーは皿を拭くのみです。チケットパスの管理も行います
③サービスは時間通りに開始されます
④サービスはスムーズで効果的です
⑤サービススタッフとの連携がスムーズです
⑥組織化されており、温かい料理を提供することに効果的です
■味についてのスコアリングガイドライン
①味、香り、外観は団結形成し調和している
②異なる成分の特性味が認識可能です
③全てのアイテムは、メインアイテムアイテムの味を高めています
④異なる成分が、質感の良いバリエーションです
⑤素晴らしく、バランスの取れた後味です
⑥相反する味、相性はいいか?
⑦料理の味には、調和と発展がありますか?
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■まとめ**
いかがでしたか? このようなことを陪審員は注意しながら審査を行っています。どういうミスをしたら何点マイナスすると言う細やかな規定はありませんが、ミスをなくしていくことがしおりには絶対に必要になってきます。どうかコーチやメンターと共に、確認修正を繰り返し、料理を高めていってください。
次回は、ホットキッチンのデザートについて記していきます。
Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/