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最初と最後の1分を考える

特に料理コンクールにおける最初と最後の1分間について考えようと思います。

たった60秒しかありませんので、あっという間に過ぎてしまう時間ですが、ここに勝利するための秘訣が隠されているはずです。

正解は無いかもしれませんが、自分の経験をもとに少し記していきます。

まずは開始の1分間ですが、これは保健所が推奨する手洗いに力を注いでください。いきなり食材を持って仕事をするのではなく、手洗いのルールに乗っ取り二度洗いを実施してください。

ただ単に手洗いするだけではいけません。手洗いも大げさにアピールする位、徹底的に肘まで洗います。その後に初めてまな板を洗ったり、作業台にスプレーを噴霧したりします。

ここで重要なのは周りの様子を見て動くスピードを合わせないということです。どのコンクールを見ていても国内の場合は特に、周りの選手のスピードにあわしてしまう傾向が多く見られます。残念ながらすべての選手は選手であり、動きが正解と言う事はあり得ません。

自分自身の行ってきたトレーニングを信じて、先手必勝、逃げるが勝ち位で周りの選手を圧倒してください。いつものリズムで入れば、あなたはスタート数分間でゾーン状態になるはずです。

終了間際の1分間は、何が何でも盛り付けを終了させてください。全てが上手く行くとは限りません。それでも時間には必ず正確に仕上げることを肝に銘じましょう。

はっきり言いますが、タイムオーバーは致命傷です。タイムオーバーした選手が優勝や上位入賞しているようならば、こういった大会は忖度がされていると思って間違いないでしょう。

最高レベルの公平性が保たれている大会ならば、タイムオーバーは入賞資格がありません。当然ですよね、小学校1年生の試験でも時間になれば試験は終了します。テストができていてもできていなくても終了は終了です。

しかしごく数分のタイムオーバーならば、多少の限点で済む大会もありますので、できるだけ早く提出するようにしてください。

また、この時注意が必要なのは、提出した料理写真の完全再現と言うことです。盛り付けの方向、付け合わせの数、ソースのかけ方や量はいいか?、メインタンパク質のカットは大丈夫か?最後の最後まで確認をして、提出時間に大きな声で自己申告をしてください。

この時にプレートの温度は大会のルールブックを参考にして、必ずその温度になるよう調節をしてください。

それでは次回は、少しレシピを参考にしながら色々と記していこうと思います。

基本的な国際大会でのまな板の種類です。


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/