おかきの病気のこと3

手術が始まったのが19時半ごろ。
所要時間は1時間半~2時間とのことでした。
こんなときでも普通にお腹は空くので(笑)
病院内のコンビニのイートインでおにぎりを食べて
あとはただひたすら手術が終わるのを待っていました。

家で待つ夫とおもちのもとには、
わたしの両親が来てくれて
おもちのお風呂のお手伝いもしてくれていたので
そこは一安心。

2時間経ってもなかなか手術が終わる気配がなく
わたしの気持ちは焦るいっぽうでした。
幼馴染や親友にLINEして話し相手になってもらい
気持ちを落ち着かせていました。

22時ごろ、ようやく手術を終えた主治医が
わたしのもとにやってきました。

「ぶじにおわりましたよ。
もうすぐおかきくんここに来ますからね。」

それからしばらくしてベッドに寝ている
おかきがガラガラと運ばれて来ました。
まだ麻酔が効いているのか
意識ははっきりとしていませんでしたが
むにゃむにゃ動いているのを見て
一安心でした。

その日はわたしもそのまま帰宅。
23時ごろになってしまいましたが
夫が寝かしつけてくれて
おもちはすでにぐっすり
両親もまだ家にいてくれていて

「お疲れさま。
きっとすぐに退院できるから大丈夫だよ。」

と、励ましてくれました。

翌日も面会の予約を取っていたので
さっそくおかきのもとへ。

早くおかきに会いたいな。
目を開けて笑っているおかきの顔を見て
安心したい。
わたしはそれだけを考えていました。

でもその日は面会時間中ぐっすり眠るおかき。

「きのうの手術で疲れちゃったのね〜。
でも起きてる時は元気そうだし、
お母さん心配しなくても大丈夫だよ!」と

看護師さんにも励まされました。

先生ともお話ししたところ
術後の経過を見て
しっかりミルクが飲めるようになり
体重も問題なく増えているようなら
一週間ほどで退院できるとのことでした。

それから約一週間は毎日面会に行きました。
育休中の夫にも2回ほど行ってもらいました。

そして先生の許可が降り、
おかきは無事退院できることになりました。

その後も数ヶ月に一回、傷の経過や
同時期に見つかっていた鼠径ヘルニアの様子を
診てもらいに通院しましたが、
傷も問題なし◎
(おへそあたりを切りましたがまったくわかりません)
鼠径ヘルニアも自然治癒したため
いまはもう通院はしていません。

(鼠径ヘルニアはいわゆる脱腸です。
未熟児で生まれてきた子に多いそうです。)

ただ、また脱腸が見られるようなら
即手術ですと言われているので
いまでも気にして見るようにはしています。

たった生後一ヶ月ちょっとで
大変な思いをさせてしまいましたが
いまでは元気いっぱい!

赤ちゃんの吐き戻しって本当によくあることですが
少しでもおかしいと思ったらすぐに
病院に行くべきだなぁとしみじみ思いました。
発見が遅れていたら、
もっとおかきに辛い思いをさせてしまっていたかもしれない。

痛い。苦しい。辛い。って
赤ちゃんは言葉にできないですもんね。

赤ちゃんのいろんなサインを
見落としてはいけないなぁと思う出来事でした。

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