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台風から「温帯低気圧に変わる]とは9/21

台風から温帯低気圧に変わるとは。

 台風温帯低気圧は違う性質を持っています。台風は、水蒸気が凝結して雲になるときに出す熱を原動力として、熱帯や亜熱帯の海上で発達します。したがって、台風は水蒸気を多く含んだ暖かい空気からできていることが特徴です。一方、温帯低気圧は、(北半球では)北側の寒気と南側の暖気との境となる中緯度で発達し、前線を伴っています。つまり、南北の温度差があることが大きな特徴です。
 台風は北へ進むにつれて、周辺の空気との間に温度差を生じます。すると、台風域内の暖かい空気が冷たい空気と混ざりはじめると同時に前線ができはじめ、台風としての性質が徐々に失われ温帯低気圧の性質が強くなってゆき、ついには温帯低気圧に変わってしまいます。
 多くの台風は温帯低気圧になりながら弱まっていきますが、中には図に示す2004年の台風第18号のように、温帯低気圧に変わりながら再び発達する低気圧もあります。この台風は長崎に上陸した後、日本海を北東に進みながら弱まって暴風域が狭くなりましたが、北海道の西の海上で温帯低気圧に性質を変えながら再び発達し、中心から離れた帯広や釧路地方でも強風が吹きました。台風では風が強い領域は中心付近に集中しているのに対し、温帯低気圧では広い範囲で強風が吹くのが特徴です。

気象庁より

上は今回と同じようなコースをたどっています。この場合は発達したケースです。
台風は北へ進むほど水蒸気の供給が減り、同時に北の寒気の影響を受けはじめて寒気と暖気の間に前線が出来はじめます。
この前線が中心までつながった時が温帯低気圧に変わった時です。
雲が 発達して風や雨が吹き荒れ台風の時よりも大きな被害が出る時があります。

気象衛星ひまわり画像

おはようございます。
上の画像、太陽光が地球の海に反射してます。

昨日はゆっくり眠れましたか?
今日も寒い朝、ずいぶん冷えてます。一気に秋です。
体が慣れないので調子の悪い時があるかもしれません。

さて、温かいコーヒー飲みます。
今日もいい日でありますように。





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