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プリンセス プリンセス

年末から毎日プリンセスプリンセスを聴いている。
狂ったように。

現役の頃は特にファンではなかったし、コンサートにも1度も行ったことはない。そもそも世代がちょっと違うし。
とはいえ、BOOWYや尾崎は後追いで好きになったし、その後に洋ロックを聴くようになって60年代とか聴いてたからそんなの関係ないよねw

たしか、高2の時にベストアルバムのシングルズを買ったんだけど、「ダイアモンド」と「世界でいちばん熱い夏」ばかり聴いてた気がする。
そして解散となったが、「ああ、そうなんだ」って感じだった。
TMNが解散した時の方が感慨深かったし、時代は小室サウンドだった。
プリプリはもうヒットチャートにはいなかった。

「ダイアモンド」は、小6の修学旅行のバスで女の子がカラオケで歌ってたので初めて聴いて、衝撃と共にその子のことも好きになった淡い思い出があるw
ポップで明るいのに、どこか切なくて寂しげなメロディに歌詞。こういうのを名曲っていうんだろうな。
30年以上経ったけど、あの時感じた予感は本物だった。

そして今、ヘビロテで聴いているのは「19 GROWING UP」だ。
昔はそんなに刺さらなかったはずなんだけど、この曲は凄い。曲調は勢いがあってポップなんだけど、やっぱり切ない。。歌詞も何だかよく分からなかったりするんだけど、やっぱり切ないw
特に最後の「私まで聞こえる 19 GROWING UP…」ってとこはジンとくる..。

YouTubeで昔の映像やバンドヒストリーなんかを見てたら、この曲で一気にブレイクして、まさにスターダムへと駆け上がっていった時期だったようだ。
当時の時代背景も日本はバブルで勢いがあって、明るくて輝かしい時代。まあ、俺は当時小学生だったからよく分かんなかったけど。
そんな華やいだ時代とプリプリはリンクしている。
後追いのイメージでもあるんだけど。
だから、バブルが弾けて日本経済が凋落していくのとプリプリの人気も落ちていくのもリンクしているようで、なんかキラキラ輝いていたものが淡く消え去っていくような虚しさを感じさせる。

当時それほどファンでもなかったのに、何故あんなに感傷的にさせたのか分からない。
そんなアーティストだった。

なんか長くなったからこの辺で。
またプリプリについては書きたいな。

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