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「ギンナンご飯」を食べる

こんにちは
暑い夏がやっと終わり涼しくなってきた頃、ギンナンを拾いに私は毎年公園に向かう。

最近はあまり拾う人は少ない(臭い)が、美味しい秋の幸を味わいたいなら匂いを我慢するしかない。
ただ匂いが手につかない様に100均のポリ手袋は必須うだ。

80枚もいらない  

今年は昭和記念公園で拾う事に、JR西立川駅から入園料210円(65歳以上)を支払い、かたらいのイチョウ並木を目指す。

実が落ちる時期は10月、狙い目は強い風が吹いた翌日、ただ拾えばいいいかと言うと、ギンナンには大きな実をつける木と小さな実しかつけない木があるので選んで拾っている。

うっそうとしたイチョウ並木

この立派な並木には雌の木が多く植えられている。

なってる、なってる
落ちてる、落ちてる(⌒‐⌒)
誰も拾ってない

地面にいっぱい、拾い放題。
15分程でビニール袋いっぱいになり、後は公園を楽しむことにした。

花の丘のキバナコスモス
日本庭園の和傘イベント

ギンナンの袋の口はギュッと結んでおかないと帰りの電車やバスの中で周りに匂いが漂い大変なことになる。(≧▽≦)

ギンナンご飯の手順をイラストにしたので見てください。

昭和の男の料理本風イラスト

1.現地でギンナンを拾う。
2.帰宅したらギンナンを水をいれたバケツ(私はキュウイフルーツが入って売っているバケツを使っている)に入れ3、4日日陰に置く。
3.果肉が取れやすくなっているので指で取り除いていく(ポリ手袋を忘れずに)
4.果肉を取り除いた硬い殻を天日で3、4日干す。

干したギンナン

5.硬い殻をむくため封筒に20粒位入れ、封筒の口を2、3回折りレンジで30秒程チンする。殻に割れ目が出来るので手で剥いていくか、割れてないものはギンナンペンチで更に割って取り除いていく。

以前は工具ペンチで割っていて時々中身まで潰していたのがギンナンペンチでは気持ちいいぐらいサクサク上手に割れる。

ギンナンペンチで割ったところ

次にまだ薄かわが残っているので器に水をはり1、2時間つけた後、手で頑張って取り除いていく。

やっと薄かわがむけた


6.通常の炊飯にギンナンと酒、塩を適量いれ、炊いていく。
7.長かった道のりも終わり、やっと食べれる。
ヌチャとした歯ざわりと少し苦味がある大人の味だ。

ギンナンご飯を食べるまでには以上の様に手間と時間がかかるので焦らず気長にやりましょう。

黄色い宝石だ!

こんなに手間をかけてもギンナンご飯を私が食べるのは美味しいのはもちろんだけど食べると元気が出るからだ。
多分ギンナンにはビタミンやミネラルが多く含んでいるからだろうと思う。

しかしギンナンには毒性があるので食べる場合は自己責任で食べて下さい。

かたらいのイチョウ並木の近くでトチノキの実も拾ったので、これも食べようと調べてみたら処理がギンナン以上に大変なので諦める事にした。う~む残念・・・


栗のようで簡単に食べれそう
形も魅力的

最後までmynoteを見て頂きありがとうございました。



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