毛利小五郎はいい父親なのか
みなさん、毛利小五郎という男をご存知でしょうか?
名探偵コナンに出てくるオールバックにちょび髭の男
彼はいつもヘンテコな推理をして、コナンに眠らされる
妻の妃英理がいるにも関わらず、美人に鼻の下を伸ばす
というダメ親父な男です
そんな小五郎にも一人娘の蘭がいます
ダメダメな小五郎、ちゃんと父親やってんの??
と言うお話
毛利小五郎とその家族
毛利小五郎がどんな男か改めて振り返ると
・警視庁に勤めていた元刑事の私立探偵
・推理力はなく、コナンが眠らせて解決するまでは売れない探偵だった
・柔道がとても強く、銃の技術は警察学校で歴代一位
・幼馴染の妃英理と大学時代に結婚し、毛利蘭という一人娘がいる
ちなみにそんな小五郎の妻である妃英理とはどんな女性かもご紹介
妃英理は弁護士で、初公判から無敗続きで"法曹界の女王"と呼ばれるほど
高校時代に東大の入試を満点クリアという才女でありながら
帝丹高校のミスコンで1,2を争う美貌の持ち主
20歳で蘭を出産しています
しかし現在は毛利小五郎と妃英理とは別居しています
別居のきっかけは小五郎が英里に向かって発砲したためです
(別居の理由は別にあるよ)
その事件後英里が家を出ることに
その当時、人質に構わず発砲したことが問題となり、そのすぐあとに小五郎は刑事を辞職→探偵となる
(本当の別居理由や事の詳細は映画『14番目の標的』を見てください、ぜひ!)
とここまで聞くと
「おっちゃん何やってんだよー!」と思っていたのですが
私も母になり親の立場から改めて毛利家の状況を整理すると
小五郎のおっちゃん、めちゃくちゃ家族想いなのでは?
と思ったのです。
家族のために探偵になった のかも
ここからは、あくまでも私、コナン大好きオカンの想像です
先にも書いた通り、小五郎と英里は学生結婚
まだお互いに刑事と弁護士になる前でした
特に英里は司法試験に子育に家事に、とかなり大変だったと予想できます
仮に司法試験に合格していたとしても、バリバリ仕事することはできなかった
そんな折、小五郎の英里発砲事件が起きる
(発砲とは別の理由で)怒った英里は、小五郎と離れることを決意
その際夫婦で話し合ったはずです
幼い蘭を誰が引き取るのか
やはり別居となると、主に家事育児を担当している母親が引き取る
というイメージがどうしても沸きがちですが
実際蘭は小五郎と住むことになりました
なぜなのか
きっと、英里に弁護士として活躍してほしかったから
だと私は想像しました
毛利一家の場合、家族を抱えた状態では、英里が弁護士として活躍しにくい
なので「俺が蘭を引き取るから、お前は目指していた弁護士としてしっかりやってこい」
と小五郎は言ったんじゃないかと思いました
しかしそこで問題になる
イレギュラーが多い刑事が幼い娘と生活できるのか
そこで小五郎は考えた
「ちょうど今発砲事件が警察署内でも問題視されている
それならいっそのこと、それを理由に辞めてしまえばいい
そうすれば蘭のそばに居てやれる
なーに、仕事なら探偵でもやるさ」と
全て私の想像ですが
このように考えると、映画『14番目の標的』で出てきたセリフや説明に都合が合うのです
となると、小五郎はめちゃくちゃ家族想いじゃないですか!?
私の中で出た結論
と別居の話し合いは想像ですが
実際に作中でも、英里や蘭が事件に巻き込まれた時に小五郎は、完璧な推理を披露し、自分を犠牲にして助けに行く
そんな姿は度々描かれています
ということで結論
毛利小五郎は家族思いの素直じゃない夫であり父親である
と思うに至りした!
作者の青山剛昌先生は小五郎をどうお考えなのかは分かりませんが
いちファンは、そんな小五郎が大好きなのでした。
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