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東邦対中部大第一

みなさんこんばんは
今シーズン初観戦にして約1年ぶりの高校野球観戦をしてきました!
今回のnoteとしては、試合中に感じたことや気になった選手だったりを書いていこうと思います。
試合展開に関してはTwitter上にいろんな方々が呟いていたりスコアで分かっていただけると思うので、今回は割愛させていただきます。

まずはスコアです。

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熱田球場はスコアボードに選手名が書かれないので、漢字や苗字が間違っていたらすみません…


観戦して思ったことは大きくまとめると3つ
1つ目は、実戦不足が両チームに見えたこと。
どうしてもコロナの影響で前チームのときに経験を積めなかったことや練習試合が思うようにやれなかった影響からか、走塁ミスや守備の細かいミスが出てました。
特に牽制で誘い出されるケースが非常に多かったです。投手からの牽制ももちろんですが、バントを見逃して捕手からの牽制で挟まれたりタイミングは完全にアウト(結果はタッチをかいくぐってセーフ)のシーンもありました。
これに関しては実戦を重ねたり意識した練習を重ねれば減らせれることなので、これから今以上に実戦が増えていって精度の高い走塁を意識して行ってほしいです。

2つ目は、スコアほど接戦という感じてもなかった印象(個人的な印象)
スコアは最終的に2点差だったり終盤まで1点差だったりといい接戦だとは思いましたが、正直中部大第一が逆転するような展開は試合中に想像があまり出来ませんでした。
それだけ東邦先発の知崎くんが安定した投球をしていたともとれます。東邦打線としては長打が少なかったので、塁上は賑わすけど得点までは…という感じで、去年秋の名電のような打撃というか攻撃だなっと今思い返してます。

3つ目は、新生山田東邦の野球です。
去年までだったり森田前監督の東邦は強打のイメージでしたが、新しく就任した山田監督は守備走塁を中心としたチームに育てようとしてるのかな?と感じました。「まだ新チームスタートだからまず守備走塁から」や「この代の持ち味は守備走塁だからそれを活かそう」だからかもしれませんが、今日の試合を見る限りそう感じました。


次に気になった選手を紹介してきます。
まずは中部大第一からは服部投手佐藤投手です。
服部投手は左のオーバーハンド(けっこう真上から)で、今日の投球は荒れ気味で打たれるケースも多かったですが、投げる姿がダイナミックで投げてるボール自体も悪くないと感じました。
佐藤投手は投球練習から気持ちいいストレートをどんどん投げ込んでいて、「手元でキてるのかな?」と思っていたら東邦打線も少し押され気味のフライが多かったので、実際手元でキてたんだと思います。


次に東邦の選手を4人紹介します。

まずはエースの知崎くん。
去年までの印象は荒れ気味な印象でしたが、今日は真逆の姿でテンポよく丁寧にストライクゾーンに集めて打ち取っていくスタイルになっていました。
ストレートは大体130中盤くらいかな?って感じでしたが、1番良かったのはチェンジアップのような落ちる系のボールでした。
元々長身なのでさらに落差がついていて、特に右打者は体を前に出されることが多かったです。

次に4番センターの鈴木唯斗くん。
正直今日の内容は物足りない印象でした。打撃は1打席目のショートゴロも当たりがよかったり最後の打席に1本でましたが、気負いがあったのか上手く打球が上がりきらないなと思いました。守備面でも最短距離で落下地点に行けば取れた打球が取れなかったり、同点タイムリーとなった2ベースも追いついてシングルで止めてほしい打球だったりと課題の残る内容だったと思います。
ただ前に鈴木くんを紹介したように、まだ野球歴が浅いので伸び代と捉えて応援し続けたいなと思っています!

次に捕手の落合智哉くん(1年生)。
中学時代にボーイズ日本代表にも選ばれてこの代の愛知県の選手の中では1番期待されている選手かもしれません。そしてその通りのプレーを見してくれました。
打撃も重心を低めにした構えから素直にボールを捉えていく印象で、タイムリーも含む3安打
唯一の凡退となった4打席目も相手ショートがメジャーリーグ並のシフトで三遊間に守っており、その正面に打球が行ったショートライナーでした。普通の守備位置なら間違いなく三遊間を抜くレフト前ヒットだったので、今日はまさに大当たりでした!
捕手としては、知崎くんを上手くリードをし東邦の守りの時間が非常に短く感じました。ブロッキングはワンバンが少なかったので判断できませんでしたが、逸らすこともなかったので十分いいはず。そして特に送球に目を奪われました。
プレー中の送球は見れませんでしたが、イニング間の送球が素晴らしく2秒は切っているのでは?と感じました。
1年生にしてこの打撃とこの捕手能力は期待せずにはいられなく、評判通りの選手でした!

そして最後に1番ショートの‎三浦心空(こくう)くん(1年生)です。
恥ずかしながら全く注目しておらず、試合後に1年生と知って驚いたぐらいです。
サイドノックのときから「足も動いて送球の強い背番号6だな〜」と思ってたら実際の守備も1年生とは思えない動きをしてました。
前へのゴロも最初のスタートは猛然と突っ込んでくるのですが、最後にしっかり合わせるように歩幅を合わせる動きをしたり、三遊間のゴロも無理に正面に入らず、逆シングルで取って送球までの流れをスムーズにしていたりと久しぶりに愛知のショートでワクワクしました!
調べたところ中学時代は主にショートをやりながら投手もやっていたということで、だから送球が強いのかと思いました。
送球の後に飛び跳ねていくような送球動作をしており躍動感も感じられました。自分としては目線がブレずに送球できていたので、この辺は問題ないかなと思ってます。
ただでさえ落合くんで満足していたのに、三浦くんも1年生となると来年の東邦が楽しみになってきました!(ましてや来年の東邦には石川昂弥の弟の石川瑛貴も入学にしてきたら…楽しみでしかないですね!)


最後に両チームについて
まず中部大第一ですが、先程紹介した服部くん佐藤くんだけでなく、先発した松本くんとこの時期にしっかり投げれる投手も3人用意出来てるのは素直にすごいなと思ってます。
なのでこの3本の柱を冬場で成長させて、愛知を戦い抜けるようにしてほしいと思ってます!

次に東邦ですが、まず次戦で近年県でも安定して上位に進出してくる東三河の雄である豊川。さらに進んでもこの世代随一のタレントを擁して名古屋予選も制した享栄がいるという厳しい組み合わせになっています。
正直今日の内容でいくと、享栄はもちろん豊川にも足元をすくわれる可能性もあります。
なので改めて守備走塁のチームカラーを徹底して来週の試合に挑んでほしいと思っています!

長々とありがとうございましたm(_ _)m


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