「いい人」を辞めました

いい人を辞めた。

まあ、完全に排除したわけではないので、辞めたというと語弊があるかも知れないが、辞めた。

今までずっと、理想だったり目標だったりを目指してやってきたけれど、無理だ。

自分の憧れるカッコいい人が居て、その人に習ってみようと思ってやってきたけど、そうならない。キツい。

嫌なことがあっても怒らずに嫌な顔せずに、冷静に対処したりしてきた。無理だ、俺には。

不快や怒りを感じても、まあまあと自分をなだめていたら、だんだんと感じなくなってきてた。

だから、不快や怒りを感じてみた。
そしたら、やっぱりあった。感じてた。

ムカついた。
ふざけんな！
なめてんじゃねーぞ！！
　
そんな気持ちが奥の方から湧き上がって来た。
久しぶり。おかえりなさい。

自分の中に本当はあったけど、なかったことにしていたダークサイドが表出したのだ。まあ、こんなダークサイドなら可愛いもんだ。

で、出してみた。表現してみた。
「あっ？なめてんのか？」って表情で、不快さを露わにしてみた。

いつもは気にしないフリしてるんだけど、今日はやった。やってやった。

なんか変わった気がした。
相手もなんか変わった。自分もなんか変わった。

きっとまた、俺を不快な気分にさせる奴はいるだろうけど、そんときはやってやる。今日やったみたいに。

だって、もう「いい人」じゃねーんだから。
そこんとこヨロシク。