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ちいさくて、大きい優しさ
みんなで花火をしている時だった。
お兄ちゃんが弟のために、大人に言われた訳でもなく、自分が持っているラスト1本の花火を差し出した。
「 ほら、最後だよ、あげる」
とびきりの笑顔で、弟はキラキラ輝く花火を受け取り、楽しんだ。見ていた大人たちの顔も、自然と笑顔になった。
心が温まる、とはこういう事だ。
5歳の小さなお兄ちゃんの優しさが、
とてもとても、大きく見えた。
ちいさな優しさが連鎖して、みんなの大きな幸せになるんだ。大きな優しさを作るのは、最初のちいさな優しさなんだ。
美味しいコーヒーをいただきながら、文章を綴らさせていただきます!