クソデッキ解説:アルバス軸E-HERO
絶対無敵!最強の力を解き放て!
※デッキ及び解説はマスターデュエルで使う事を前提に記載しています。
※特殊召喚→SS と省略します。
0.今回の構想
前々から使いたいと思っていたカードが2枚ありました。
1枚目は「カオス・ビースト-混沌の魔獣-」
除外されている光か闇を回収、また自己蘇生(場を離れても除外されない)効果を持つ優秀なモンスターなのですが、召喚条件がマージでキツイ。
2枚目は「軒轅の相剣師」
モンスターが除外された時に攻守が同じ光魔法使いをSS出来るモンスター、効果の範囲はエクレシア系統&フルルドリス系統だけ…と思わせて結構います、詳しくはwikiへ。(https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%B8%AE%ED%D7%A4%CE%C1%EA%B7%F5%BB%D5%A1%D5)
効果の発動条件は「どこから除外されても良いし、なんなら相手モンスターの除外でも使える」とガバガバ。また、この手のコンボカードあるあるの「素引きしちゃうと…」みたいな心配もこのカードには必要ない、①の効果で攻撃を無効にしながら手札からSS可能、しかもコチラの効果にもプレイヤー指定が無い為自分のターンに星4チューナーを簡単にSSする運用も可能。
と、強力なカードで過去にデッキを組んだ事もあるのですが
また違う方法で使いたいな~という気持ちがありました。(クエムとか来て触りやすくなったしね。)
この2枚を組み合わせてコンボしたいな~という安直な考えで進めた結果、
「軒轅を起動するためにモンスターを除外しつつ、闇星2をSSする。」
カードを組み合わせれば綺麗にまとまるな~と思って探した結果、
「E-HERO シニスター・ネクロム」が該当しました。
シニスターネクロムでヘルブラッドをSSしつつ、軒轅を起動して星4チューナーをSS、これでカオスビーストをシンクロ可能。カオスビーストの効果で除外したシニスターネクロムを回収し、ダークフュージョンでカオスビーストとシニスターネクロムでマリシャスベインを融合。
次のターンは墓地に戻ったシニスターネクロムでマリシャスエッジをSSしカオスビーストを蘇生すればマリシャスデビルも狙える。
1.デッキレシピ
2.コンボ解説
構想の部分でも書きましたが詳しく図解したものがコチラ。
…なにこれ?
詳しく説明していきます。
まず、基本の動きは灰色の枠で囲まれている部分になります。
シニスターを使ってヘルブラッドをSS、軒轅が起動して白エクorクエムを蘇生、出した聖女で2枚目の軒轅をストックします。その後晴れてカオスビーストをシンクロ召喚、使ったばかりのシニスターを回収します。
これを赤色の枠のようにカオスビーストとシニスターをダークフュージョンでマリシャスベインを融合する事で戦っていきます。この動きをすると墓地にカオスビーストとシニスターがストックされ、次のターン以降も墓地リソースで安定した展開を狙えます。
(また、記載はしていませんがシニスターの代わりに軒轅を回収し、カオスビーストの攻撃を軒轅でキャンセルする事でメイン2に光闇素材のカオスアンヘルを出すことも可能です。)
基本の動きを決めた以降のターンではカオスビーストの蘇生コストにしたアダスターを回収し、アダスターで各種魔法をサーチする事によって
・覇王城をサーチしてカルテシアで融合イービルを出す。
・ダークコーリングで追加打点生成。
・イービルマインドを経由して烙印融合サーチ。
・カオスビーストが「星6以上の悪魔」なのでマリシャスデビルの融合素材にする。(黄色の枠)
などの動きをして勝利を目指します。
3.各種カードの採用理由など
特に語りたいカードのみ記載。
イービル関連
・「E-HERO マリシャス・エッジ」:1枚
長く2枚入れていたがフェイバリットの採用により1枚に。地属性のため若干触りずらいが、融合派兵やシニスターでポン出し可能な貫通持ち2600打点は優秀。
・「E-HERO ヘル・ブラット」:2枚
フォトンスラッシャー効果でSS可能な闇星2、デッキから出すコンボに使うので2枚。とはいえ素引きした場合も自己SSして星4チューナーをNSすれば普通にカオスビーストを出せたり、リンク素材になったりと便利なので3枚でも良いかも。
・「E-HERO シニスター・ネクロム」:3枚
コンボの起点、素引きしても素材に出来るので3枚。星5なのでデスフェニの素材にも出来ないしグランギニョルで落とす事も出来ないウンコだが、覇王城で落としておこう。
・「ダーク・フュージョン」:3枚
悪魔族専用融合魔法、このデッキでは手札融合でシニスターを落としたり場からカオスビーストを素材にする運用したいのでコチラを優先し3枚。忘れてはいけないのは「悪魔族専用融合」であって「E-HERO専用融合」ではないのでデスピア融合体も出せる事。
・「ダーク・コーリング」:1枚
手札と墓地から素材を除外して融合召喚する「E-HERO専用融合」魔法、1枚。1枚あれば何時でもアダスターから持ってこれるので十分。複数枚採用するなら融合体の枚数を増やした方がいいかもしれない。
・「イービル・マインド」:1枚
条件付きだが色々サーチできる魔法、1枚あれば十分なので1枚。烙印融合やエアーマンをサーチ出来る事を頭に入れておくと立ち回りの択が増える。
アルバス関連
・「軒轅の相剣師」:2枚
コンボパーツ、前述の通り素引きしても強いので3枚入れていたがデッキ枚数調整のため2枚に。積極的に墓地へストックしておこう。
・「赫の聖女カルテシア」:2枚
融合効果を持つ聖女、派兵から出せる&融合先のグランギニョルがシニスターを落とせないので優先度が低い等の理由から2枚。
・「導きの聖女クエム」:2枚
アルバス関連カードを落とせる聖女、勝利に直結するので2枚。3枚でもいいかもしれない。デスピアとドラグマ名称を持つので枚数増やしてデスピア融合体を出しやすくするのは普通にあり。
・「灰燼のアルバス」:1枚
裏エース、マリシャスベインは破壊耐性はあるものの対象耐性はないためこのカードがそこをカバーする。デッキではアルバス名義ではないため少し癖が強い。
・「妖眼の相剣師」:1枚
オシャレな1枚。このデッキではほぼ自己SS効果を使えない、しかし白エクから出せる光星8なのでマリシャスベインの素材や、ヘルブラッドと組み合わせてアンヘルになれる利点が存在する。
・「デスピアの大導劇神」:1枚
融合素材になるとSSできるモンスター、マリシャスベイン用に烙印開幕から出せる上級デスピアが1枚欲しかったので採用。
・「復烙印」:1枚
除外をドローに変換する、アルベルのサーチを強くするため採用。
・「神炎竜ルベリオン」:1枚
ほぼ烙印融合用。だが、覇王城がある際にマリシャスベインを戻して別のマリシャスベインを出したりも出来る。
その他
・HERO周り
エアーマン1枚。召喚権をクエムやアルベルに使いたいが魔法罠除去枠で1枚ないと困るので採用。
・「融合派兵」:2枚
カルテシアやマリシャスエッジを出せる魔法、このデッキはシンクロもするため積極的に欲しいカードではないため2枚。イービルマインドでもサーチ可能。
・「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」:1枚
このデッキの実質的なエース。カオスビースト+聖女、ヘルブラッド+融合体or妖眼など様々なパターンで召喚できる最強エース。2枚あってもいいかも。
・「クロシープ」:1枚
シンクロと融合を使うため積極的に活用できる、このデッキは打点が3000後半で止まるので4000超の耐性持ちを殴る際にも使う1枚。
4.色々な話
・ヴァイオン
構築当初は採用していたものの抜けた1枚。ただ、ここは何処までHEROに寄せるかで変わるので趣味かな。
・シャイニング&エスクリダオ
シャイニングはカルテシア+HEROで出せ、エスクリダオは烙印の気炎に対応している融合体。エアーマンやヴァイオンの枚数が減った事で抜けた。
・アルバス融合体
アルバス色を強めるなら普通にアリ。
・「カオス・ベトレイヤー」:
悪魔の嘆きやグランギニョルで落として美味しいモンスター。無論融合イービルの素材にも使える。
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