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長男(ヤツ)を朝起こす

noteに書くこと、長男に1度はダメと言われたが、条件付きでOKが出た。
長男のことを書くのはネタが尽きないと喜んでたが、ダメと言われて思い出したことが吹っ飛んだ。
とりあえずのOKが出たが、そのネタが戻ってこない・・・
ようやく、思い出したので書こうと思う。

長男、若かりし頃、ヤツは睡眠時間と言うやつが勿体無いらしく、ギリギリまで遊ぶ。
遊びすぎなのだ。
普通に勤めはするが、仕事が終わって真っ直ぐ帰って来ることがない。
とりあえず、バンドの練習とかもあって、友達とワイワイガヤガヤ、帰って来ない。
ギリギリまで遊ぶもんだから、眠くなって家までたどり着けないことがよくあった。
ヤツは眠くなったら、とりあえず、どっかの駐車場で1泊なさり、朝帰り。
居眠り運転は危ないので、眠くなったら寝るはいい選択かもしれない。
たいがい、コンピニの駐車場で1泊なさる。

いつだったか、家の中までたどり着けることがあった。
帰って来ないなぁ~と外出てみたら、家の前の車の中で寝てた。

母(私)の仕事は、ヤツを起こすことなのだが、これが大変!
あれは確か暑くも寒くもない季節、車の窓はしっかり閉めたまま、ご就寝。
なんせ、ヤツは爆睡する。
母(私)はヤツを起こそうとする。
窓ガラス越し、叫んでも起きない!
窓ガラス、叩いても起きない!
携帯、鳴らしても起きない!
母(私)は考える・・。どうしてくれよう!!
ヤツは結構でかい普通車に乗っていた。
なので、母(私)はバンパーに乗って揺らしてやった!

さすがに地震??かと思ってヤツは飛び起きた。
シテヤッタリ。

いつだったかは、ヤツは自分の部屋の入り口1mくらいのとこで、事切れて爆睡。
母(私)はその頃、部屋に入ったら叱られていたので、部屋に入れずにいた。
入り口1mのとこ、ヤツは大の字で寝ている。
相変わらずの爆睡。
大声出しても、起きない。
何度言っても起きない。
それならと、母(私)は考える。
ダスキン持ってくる。箒じゃあ届かない。
ダスキンの柄でやっと届いた足先突く。
ツンツンと突く。
なんと!!
ヤツは膝曲げやがった。
もう、届かない。
え~い、くそぉ~と、ダスキンをヤツ目掛けて投げる。
見事当たって起きた。
が!痛い~と母(私)叱られた。

毎朝、私はヤツを起こすのが大変だった。
起こすだけで、その日1日分のエネルギー使った。
血管キレそうで、寿命縮まった気分。

けれど、たぶん、この母(私)の苦労をヤツは知らない。
だって、爆睡中だもの。
もしこれをヤツが読んだなら、大爆笑するだろう~。
何も考えず、ただしばらく、笑っているだけだろう・・・。

今、一人暮らしのヤツは相変わらずだと思う。
が、今、目覚ましアラームは、小鳥の鳴き声らしい・・・・。
それで起きれるのか??君!

どう考えても、信じられん!!
ずっと信じられん!!

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