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凄くモテたイケメンでもない僕の友人

学生時代圧倒的にモテていた男性がいます!

彼は父親の転勤の関係でマレーシアの中学、高校に通っておりその後アメリカの大学に入学してきました。

僕と彼はアメリカの短大で知り合いました。

れっきとしたばりばり日本人です。

そんな彼は、身長は165センチ、体重はやや重めでスッとの感じではありません。

彼曰く中学生になって以来彼女がいない時期はなかったそうです!!

えーそんなにモテモテだったの—!!すごいな!

高校時代は白人、マレーシア人、ハーフ等とお付きたいしていたそうです。

確かに彼の周りは男女問わず常に人が集まり、特に何が優れているわけでもないのにカリスマ性がある人でした。頭が特別いい訳でも、顔がいい訳でもないんですよ。

決してリーダーシップがある訳でも、高圧的なタイプでもないのですが人気があったんですよ。

不思議ですよね??

そんな彼はスケボーやサーフィンをするのが好きで、女性にやたらモテていました。(サーフィンが上手だからではありません(-_-;))

ただモテるだけではなく、大学時代彼がお付合いしている女性が皆きれいでスラっとした美人だったのです。

しかし、彼が女性を口説いている所や、特別優しくしている所を一度も見た事がありません!どこで出会ってどこから付合い出したのか際分かりません。

人生で彼ほど、女性にモテる男性を僕は一度も見た事がないですね!

いつもなぜ彼がそれまでモテるのかが不思議で、めちゃくちゃうらやましく思っていました。

その彼がなぜそれ程モテていたのかを考察していきたいと思いまます。

イケメンでもないけどどこか人懐っこい笑顔があった。

彼はいつも裏表のない人懐っこい笑顔をしていました。

媚びる訳でもなく、愛層を振りまくタイプでも無く。

かと言って特にコミュニケーション能力が高い訳でもないのに、いじられキャラでもない。

自分をオープンにする訳でも、相手を深く知ろうともする訳でもなく。

どちらかと言えば、人は人。自分は自分と言うタイプだったと思います。

そういうタイプの人間はやはり笑顔が絶対的に必要だと思います。

あまりコミュニケーション能力が高くなく、媚びない人はある程度笑顔を見せる事で人が近寄りやすくなり話しやすくなるのだと思います。

人は最初どこかで話す相手を疑ってかかると思います。

その際に笑顔でしっかり相手の目を見て話しかけてくる人間を嫌いにはなれませよね。

彼曰く、来るもの拒まず、去る者追わずの精神で生きているそうです。

自分をしっかり持って誰にでも好かれようとせずに自分を好いてくれて理解してくれる人間だけを受け入れる。これが彼が男女隔てなくモテた理由かもしれません。

音楽や服装等他の人よりもどこかあか抜けていた

服装や趣味趣向はモテる上では欠かせないアイテムですよね。

彼は基本的にジーンズとTシャツみたいなラフな格好で生活していました。

カリフォルニアの気候ですからそれが一番マッチしていたかもしれません。

ただ同じようなファッションをしていてもモテる人はもてますし、モテない人はもてません。

彼の趣味はサーフィンとスノボーですから、どうしてもそれらしきファッションが主流でした。

しかし、いかにもかっこつけようとかして高い服を買ってきたり個性的なファッションを取り入れたりしていた訳ではありません。

たまにリングを付けたりしている時もありましたがこれと言った高価な時計やアクセサリーを付けていたのを見た事がありません。

それでいて彼が着る服はどこかあか抜けていて、嫌な感じを与えない雰囲気をか持ち出していました。

ココでモテる服装と言うのは、シンプルであり自分の個性に合った服装。

それでいて時代にマッチした古臭くない服装を取り入れるべきだと思います。

例えば、自分の趣味がキャンプなら、キャンプ関係の服を一枚だけ取り入れるとか、趣味が服に現れる服装がいいかもしれません。

その際いかにも新品を買ってきて来ていますと言うよりも、その服を着こなすぐらいこだわって長期間来ている方が、その人にマッチした服装になり個性を際立せるような気がします。

相手が一緒にいて恥ずかしくない恰好。そして相手がどんな人なんだろうと気になる雰囲気があると、人はこの人を知りたいと言う欲求が湧いてくるのかもしれません。


人の事を悪くいったりせず、あまり人に強い関心を持たず我が道を行くタイプだった

彼はあまり人の悪口を言ったりするところを見た事がありません。

人をいじったりするときはありましたが、それでいて必要以上に偉ぶったり、自分を必要以上に大きく見せたりはせず、いつも自然体で生活していました。

今思えばあまりに他人に興味が無かっただけかもしれません。

人に多くの期待や関心を寄せすぎず、自分の距離感を大切にしていたことで、常に自分の距離感に他人を誘導できていた気がします。

人の事が過度に気になったりしないのでイライラしたり、人を悪く思ったりしない性格になったのでしょう。

人は相手に強い期待を抱くと、どうしても不満や不安が出てきて、相手に辛く当たっり、不満を抱えて生きていきます。

適度な距離を取り、強い期待を相手に抱かなければきっと多くのストレスを抱える事なく生きて行けるかもしれません。

その後、彼の元彼の一人は彼の親友と付き合う事になり、その後結婚しています。

しかし、彼はけろっとしたもので、全く意に留める事無く二人の結婚を心より祝っていました。

彼には、自分は自分と言えるだけの強さがあったのか、もしくは傷ついた経験から相手との距離感を保つようになったのかは分かりませんが、彼は間違いなく性格が良くて嫌みの無い人間でした。

結論

◎平常心を保ち、相手に強い期待を抱かず、いつでも笑顔でいる。

◎そして、自分の距離間に相手を導き、自分の趣味や趣向を臆する事なく伝えていく。

◎結果相手が離れていっても意に留めず、自分に合う相手を求め続ける。

これが一番のモテる方法かもしれません。


追伸

彼は、卒業後博報堂に入社してめちゃくちゃ美人の奥さんと結婚して東京でタワマンを買って子供にも恵まれて生活しています。



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