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にじさんじ甲子園2024-2「全ては本戦のため」:Aリーグ編

まさかこんなことになるとはと全監督の育成配信が終了した時に思いました。

荒れに荒れた2024の栄冠ナイン。
今後類を見ないであろう2024初期のこの環境でのにじさんじ甲子園を見られることに幸運への感謝すらあります。
というわけでこの場を借りて感謝の言葉を述べたいと思います。
全監督お疲れ様でした。大変だったと思いますし、私には推し量りきれない苦労と悔しさを滲ませていると思います。

ですが、これで終わりではありません。
にじさんじ甲子園の本番は本戦の本配信。舞台は本物の甲子園ではなくクラウンスタジアムでの戦いとなります。

ここまでの育成期間の間にステータスとしての差、チームとしての総合的な評価の差は生まれていますが、「にじさんじ甲子園は何が起こるかわからない。」のが過去大会からの教訓です。逆襲上等、その日の野球で上回ったものが勝者です。 

今大会はABそれぞれに下馬評最上位のチームステータスの高さを誇るチームが1チームずつおり、それをいかに他校が攻略していくか、という構図になっています。

というわけで前置きはこれくらいにして簡単に全高校の簡単なまとめと勝利への道筋を見ていきましょう。

私立梨海

1年目は県ベスト4、3年目では監督としても初の念願の甲子園へ。ござやよの2枚看板を軸に投打にバランスのいいチームが完成した。

やはり投手は3年生の二枚看板が軸。
第二ストのオリ変持ちの笹木にはノビB重い球と直球を支える特能もあり、本間は対ピンチA勝ち運持ちとこちらも先発起用もいけるステータスを誇る。
キャッチャーBのミランによるバックアップも盤石。

打線も極端に目立っている打者は少ないものの、全員の水準がかなり高く、目立った赤特も少ないため、ブレ幅も少なく見える。アベヒ持ちの外野手カゲツ、広角持ちながら盗塁BでパワーC走力Cのセカンド家長、ミートBパワーCと打撃特化のファーストラトナプティなどそれぞれのポジションにあったセオリーのある面々。

打線のオーダーが切り替えやすく、監督自身の選択の幅は大きい。さらに二枚看板のため継投のタイミングがものを言う場面も大きいが、他校と十分戦うことのできる総合力があるため、本戦は期待したい。

帝国立ふれんず学園

一年目県ベスト4と躍進しながらも3年目夏は格上にあと数点差に迫るものの無念の一回戦負け。
それでも毎回格上と当たりながらも死闘を繰り広げ、何とか勝利をもぎ取ってきた手腕は本戦でも勝ちを手繰り寄せることを期待したい。

投手はこちらも3年生の二枚看板。ただこちらは明確に起用法が決まっている。先発起用の戌亥はアンダースローながら140kmを誇り、キレ⚪︎奪三振勝ち運と強いところの青特を揃える。相手に連打されても打たれ強さAが光って長く投げ抜いてくれればかなり勝利が近づくだろう。
そしてリリーフとしてはメロコが控える。最速154kmにノビAが乗り、さらに威圧感とリリーフでは最強格。青赤特能である力配分がどの程度悪さをするかは不明だが、真っスラなどと合わせてゴロアウトも量産していきたい。
正捕手町田はキャッチャーDのため、ややスタミナ管理が同じく二枚看板の私立梨海に比べて難しくなるため、9イニング内での投手分担、監督の交代タイミングにも注目だ。

打線は3年目夏が一回戦で終わってしまったものの、他校に引けは取らない。ややパワーは低いが広角威圧感のアンジュ、チャンスBパワヒの鷹宮、投手からの野手転向ながら高いステータスを誇る星川などタレントは多い。先発起用の戌亥の勝ち運、鷹宮のムード⚪︎などバフも合わせて、どれだけ強力投手陣を援護できるかが鍵。ロースコアゲーム、あるいは接戦に持ち込めば、十分勝ち目あるメンバーだろう。

最後の夏は悔しい結果になったものの、それでも見据えるは本戦。最後まで勝ちを諦めない監督の夏はまだ続く。

私立願ヶ丘

まさに駆け抜けるような3年間。苦しみながらも確かに上昇気流に乗っていた私立願ヶ丘でしたが、最後の夏は府大会準決勝で終わりました。それでも長い長い試走などから得た知識に基づいた育成はほぼ最適解だったと言えます。

投手はとにかくエース剣持がどこまで投げられるかにつきます。最速143kmですがノビBジャイロ重い球勝ち運闘志に合わせて第二ストのオリ変虚空ボール、変化量の多いパワーカーブがどこまで他校に刺さるか。少ない球数で抑えていければ8〜9回のマウンドが見えてきます。
剣持のスタミナ切れのタイミングなどで続投か、レオスなどの第二投手の起用を行うのかという采配については他校よりも圧倒的に厳しいものがあります。

打線は投手から転向した外野手魁星がアベヒ撹乱などで塁に出てチャンスを広げながら、広角持ちの正捕手伏見、天才ショート葛葉、サード風楽などでどこまで点を挙げられるかが鍵です。接戦にまで持ち込めれば鏑木の意外性なども可能性があるかもしれません。

悔しさをバネに変え、さらに駆け上がる願ヶ丘。その先の栄冠にその手が届くのか注目です。

英雄アカデミー

間違いなく下馬評ではAリーグ1位突破予想の最上位はこの高校です。今大会唯一の名門、2年目春甲子園出場、3年夏甲子園ベスト8と荒れに荒れたこの環境でもさすがの成績。投打が高い水準にまとまる中、試合当日の流れをものにできるかが鍵となります。

バッテリーは3年間コンビを組み続けた転生投手イブラヒムとキャッチャーBのローレン。
イブラヒムは140kmコンスタED青特なしから158kmコンスタDSキレ⚪︎重い球など計9個の青特取得と今大会トップクラスの先発投手の一角となりました。第二ストオリ変の確変は三振にもフライアウトなどにも使える決め球でありスプリットやチェンジアップと合わせて打者を幻惑します。

ローレンは青特とこそ逆境⚪︎とキャッチャーBのみですがミートと走力育成により出塁率の高さを狙います。

その他投手陣がやや本戦では不安なのでイブラヒムのスタミナSがどこまで保つかが鍵となりそうです。

その他打線も完成度は高く、特に注目したいのは3,4番の赤城、立伝の転生野手クリーンナップ。赤城はライドラと広角、立伝は金特能引っ張り屋とパワヒという、どちらも長打が狙える2人のため、彼らの前を打つアルスとニュイなどの足の速いメンバーを塁に貯められるかが点を繋ぐ鍵となりそうです。その他スタメンを張るオリエンスの面々に加え、代打で存在感のあるヴィクトリアなど、いずれのメンバーもステータスで他校の同ポジションを上回るところも多いため、いかに全員の総合的な攻撃力で相手投手陣を攻略していくかが鍵となりそうです。

ここまでは圧倒的に盤石。今大会唯一の名門校の威厳を見せられるか。英雄たちの道が切り拓かれます。

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