にじさんじ甲子園2023-4「何があっても諦めない心で」

週末にかけて怒涛の初回配信のため、ここら辺でまとめ直します。

まめねこ工科、激動の一年目

さらに一年目の時間を進めたまめねこ工科。
初戦から強敵との戦いとなりました。
序盤からリードを取られる中、なんとか代打による魔物発動からの逆転満塁ホームランで逆転。しかし終盤に再逆転を喫し、万事休すと思われた最終回、佐伯イッテツの出塁からチャンスを広げ、2アウトとなった後に3年生浅井の3ランでサヨナラ勝ちを引き寄せました。応援していたリスナー含め苦しんでいたまめねこ工科の初戦の最後の最後に歓喜の声が上がりました。

鬼門となった一回戦を抜け、波に乗ったまめねこ工科は快進撃を続けます。県大会準決勝まで駒を進めますが、さらなる格上相手とぶつかります。先発笹木が172球という熱投をするものの、打線が振るわず1-4。かなりの健闘を見せたものの、一年目の夏大会はここで終わりとなりました。

ただ予想以上に夏の収穫は多く、既に評判そこそこ、熱投の中で全てのマウンドに先発した笹木咲は荒療治の如くスタミナをつけ、早くも主軸を担う小野町春香はミートDパワーD走力C、夏大会後にアベレージヒッターを取得。鷹宮リオンも真っスラ、リリース○と投手特能をつけ、速球を活かせる土壌が整いつつあります。

ややこの後のコンバートなどに懸念点はあるものの、目標である一年目中堅には確実に近づいています。あとは秋大会でどれだけ躍進を遂げられるか。レオス監督の一年目はいよいよ後半戦です。

にじさんじ高校に怪物襲来

珍しく2番手となった古豪、にじさんじ高校。
今回の岩手選択がどのような化学反応を引き起こすのかと期待と危惧の声が聞こえていましたが、ガチャ3回目、その日誕生日だったあの人が現れたのです。

岩手の目玉、転生大谷翔平でした。しばらくネットでの界隈含め周りは阿鼻叫喚。初年度から先発と打線の柱が埋まり、この1人だけでロケットスタートとも言える形となりました。
舞元を推す声を跳ね除け、椎名監督はドラフト一位の葛葉を当てがいます。

それ以外ではやや捕手のりりむや、リリーフ夢追翔に懸念を抱えるものの、二塁手ラトナ・プティ、外野手の舞元啓介、ジョー・力一の2人はまずまずといったところ。

その後の特訓では葛葉に立ち上がり◯、力一に広角打法、練習意見イベントで夢追に球持ち◯と圧倒的な特能運を見せ、練習試合でも葛葉が7回零封、打線もプティなどが躍動して7-0でコールド勝ちと圧倒。夏大会を前に期待が膨らむにじさんじ高校はどこまで快進撃を見せるのか。

王立ヘルエスタはここから始まる

反対にその後を請け負ったせいか、やや苦しい立ち上がりとなったのは前年度王者、王立ヘルエスタ。最初の新入生では、2回目にキャッチャーBの捕手がいながらも投手のノビFなどの赤特を懸念し、さらに過去のレオス監督のリセットや椎名監督の影響もあったのか、これをリセット。3回目はやや総合値的には下がったものの、致命的な赤特はなく、安定度重視の6人にまとまりました。
アンジュ・カトリーナはノビEではあるものの、対ピンチCや打球反応◯持ち。
緋八マナも対ピンチEではあるものの、ノビCなどの強さもあり、十分な伸び代があります。

フレン・E・ルスタリオは初期から送球C、守備職人持ち。サブポジ捕手。
外野手周央サンゴは初期から足が速く、またしても撹乱持ち。
そして捕手魔使マオ、サード先斗寧もバランスよくまとまっています。

その後、先輩との兼ね合いで外野手が足りないなどの不運やカード運の噛み合いの悪さはあるものの、先輩のステータスは十分に高く、一年マネージャーの栂野の喝もあって一年生もステータス面では伸びています。鬼門の夏大会、どこまで勝つことができるか、リゼ監督の手腕が試されます。

展望:Bリーグは魔境になるのか?

王立ヘルエスタの2回目と3回目には両方の意見があるとは思いますが、攻めの姿勢を見せた監督の決断を私は褒めたいですし、ここからの巻き返しを期待できるタイプの安定感だと思います。何より昨年を考えたら育成や本戦の結果は初期ステータスでは決まりきらない余地があります。そこをうまく獲得できるかでしょう。

そして今回の話題はなんといってもBリーグ。投打の柱となる葛葉の獲得で一気にステータス面や安心感などで優位に立つにじさんじ高校に対し、予選でぶつかる学校はプレッシャーとなるでしょう。既にスタートしたまめねこ工科はやや野手優位のステータスのため、投手が強いにじさんじには先発投手もそうですがリリーフを含めた安定感がどうなるかが左右しそうです。

何よりBリーグの他チームは、
本戦までの仕上がった葛葉と投手戦を行い、
葛葉から点を取れる打線を作り、
かつ葛葉を主軸とした打線を封じ込めなければ勝てないのではないか
という考えがちらつくことがより一層初期の育成を左右させそうです。
7/7にコーヴァスが開始となります。投手層に厚い宮崎で初期からどこまで快進撃を見せられるか。

Aリーグは土日で勇者育成、聖アザラシ、快盗学園の3校、月曜に横須賀流星と、全ての高校が育成開始となるため、全体初期の環境はそこではっきりとするでしょう。どこの地域にも投手面で強い転生選手もいるため、他の4チームはエース格を確立した上で優位を取れるかが今後を左右するでしょう。

そして何より、諦めない姿勢と心が重要です。最後の夏、最終回、スリーアウトになるまで全てのチームに何があるかは分かりません。
我々はその目撃者として固唾を呑んで見守るのみです。

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