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#16 就活以外の㊙︎ヒント

就職活動以外のことで就活につながるようなことをいくつかしていました。ネットに書かれているような項目だけを行うだけではベストな就活を終えることはできないと考えています。自分を支える柱をたくさん用意するヒントをお伝えします。


就活を支える!?㊙︎術

○○卒のための新卒採用関連サービスだけではなく、個人的に正社員募集をしている企業や、会社を作るためのメンバーを募集している働き場所もあります。就活生の通る道はひとつではありません。就活中に寄り道できるところには寄り道するのも新しい発見を生みます。私は、少数派の就活ブログを見たり、多数派の就活をせず冒険した人の話を聞いたりして、就活失敗=人生の終わりだと思わないようにしていました。いい意味の逃げ道を作っておくことが㊙︎術です。都合よく、心の中で「就活失敗したら死ぬわけじゃないし」と唱えておきましょう。

新しくアルバイトを始めた

私は、3年生の冬に新しくアルバイトを始めました。多くの人が本格的に就活だけに集中し始めるこの時期に、1年後に正社員になることの多いアパレルのアルバイトを始めました。もちろん会社側には就活生であることを伝え、お遊び社会見学ではないことも伝えました。可能性を広げるためだというと、踏み台にしていると捉えられてしまうので、とにかく「やってみたいという好奇心」を大切にしていることを伝えていました。アルバイトでは、6人で某有名ショッピングモールのアパレルブランドを運営していたので、学生アルバイトでは考えられないくらいの意思決定の機会をいただいていました。今考えると、学業により迷惑をかけることもありましたが、自分の顧客様を獲得したり売り上げに貢献したりと、自分なりの働きかけ方ができたと思います。繁忙期も閑散期も経験し、アパレルスタッフの過酷さを知りました。また、その当時の店長が厳しくもあり優しい方だったので、社会人としてできて当たり前のことを丁寧に教えていただきました。フルタイムを週3以上、元々のアルバイトと掛け持ちしていてとても忙しかったのですが、この選択は間違っていなかったと思います。

将来設計

就活で想像する未来の範囲は、大体5〜10年後のことまでだと思います。小さい頃から見ていたアニメでは様々な家族像が描かれていましたが、それらの多くは今よりもっと未来の想像図になりうると思います。私は、自分がどんな働き方をした大人になりたいかまでしか考えられていなかったので、具体的に何歳に何をしていたいかを想像しました。自分が何歳で何をしたいかを考えることで、逆算して何歳に何をするべきで今何をするべきかまで見えてくるでしょう。

食わず嫌いせず他者の趣味を真似る

私の周りにはサウナが好きな友達とアニメが好きな友達がいました。私は今までどちらにも興味を持っていなかったのですが、食わず嫌いしないでチャレンジしようと試みました。サウナは近所に有名なスーパー銭湯があり行ったことがなかったのでそこで体験しました。想像していたのはただ暑くて汗をかくことでしたが、サウナには沢山の種類があり、香りや温度が違いました。また、お風呂にそのまま入れるので汗で服が汚れる不快感を感じずに汗をかけました。体が軽くなった気がしたので、面白かったです。アニメは、流行りのアニメを無理してでも見てみました。すると、だんだん面白さに気づき、2次元に対して初めて涙しました。まさか平面のものに泣くとは思わず、新しい自分の感情を見つけられました。

あくまでも「学生」

就活生である前に私たちは学生です。キャンパスライフや課外活動など、就活以外に熱中できるものがある人は、そちらへの寝る量・体力をも残しておきましょう。就活の息抜きがサークルで、サークルの息抜きがゼミで、ゼミの息抜きが就活、のように、自分の置かれた環境同士が支え合うことができれば、多少の逆風にも耐えられる精神を保つことができます。毎日就活があるから遊べないと考えるのではなく、就活以外の時間自由に使いましょう。自分で自分の我慢の機会を作りすぎると「こんなに我慢しているのに…。」と捻くれてしまいます。心の余裕を作るためにも、悔いなく努力し悔いなく遊びましょう。

まとめ

突発的に怪しいサークルに入るなどと言った危険なものでない限り、いろいろな環境に身を投じることをおすすめします。やる前のイメージと全く違うことを知れたり、3次元のドラマでさえ泣かなかった私が2次元で泣いたりするくらいです。自分も知らない自分の感情を引き出す作業は、重い腰を上げて飛び込んでいきましょう。

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