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裁判の結果さえも変わってしまう決断疲れの悪影響と、トレーダーが取るべき決断疲れ対策

人は決断を繰り返していくと、どんどん決定の質が甘くなっていきます。

そして、これをものすごく甘く見てしまっている人はとても多いです。

ここまでは、以下のツイートに書いた通り。

たとえば、スキャルやっている時に、最初はルールをしっかり守ったトレードをしていたはずなのに、だんだんと気分に任せたエントリーになって崩れていくといったことは皆さん経験があると思います。

これ、実はトレーダーだけの話ではなく、法律という厳格なルールに基づいて決定を下す人たちにもある話なんです。

法による調整を行う立場の自己調整について、ある調査研究は、裁判官の下す判決は彼らの最後の休憩時間からの長さに強く影響される事態を明らかにした。「我々は、決断を行う時間帯ごとに好意的な判決の割合が約65%からだんだんとゼロ近くにまで下落し、休憩後あっけなく65%近くに戻ることを見出した[3]。」
- Wikipedia より引用

あまり知られてはいませんが、このように裁判の結果でさえも大きく変わってしまうというのが、決断疲れの悪影響。

じゃあ、私たちトレーダーはどうしたらいいのか?というのが気になるところ。

休憩する

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Wikipediaの引用からもわかる通り、まずは決断疲れが起こる前に、積極的に休憩をとることが大切。休憩によってかなり回復します。

昼寝をするのもいい方法です。

人によって多少違いますが、朝、完全に目が覚めてから2時間ほどが、1日のうちで一番パフォーマンスが高いと言われています。昼寝をする事によって、これを1日2回にしてやることができるので、オススメです。

以上、休憩や昼寝だけでも、かなり効果がありますので、ぜひトレードにも取り入れてみてください。

ここから下では、5月のマガジン購読者や単品購入者向けに、さらに決断疲れ対策を3つ紹介しています。

ここに投資するかどうかはあなたの自由ですので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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