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ルールを守るためには◯◯◯しなければならない

今までにもルールを守るためのテクニックをいろいろ紹介してきたけど、そもそも◯◯◯できていなかったら何やっても無理だよねっていう重要な土台の話。人間が新しい行動をするためには必ず必要なことで、基礎中の基礎のようなことだけど、実はこれができていないトレーダーが非常に多い。

まず、結論からいうと◯◯◯には「具体化」が入る。

なんだよ、いろんなところで聞いたことあるよ!もう知ってるよ!なんて人も多いと思うが、できていない人が多いからしょうがない。

人は次の行動に迷った場合、いつも通りの行動をとるようにできている。人間の脳は変化を嫌う仕組みになっているから、これはもうしょうがない。人間はそういうものだし、自分もそういう生き物だと自覚するしかない。

たとえば損切りを先延ばししてしまう人は、損失を抱えた時に「どうしよう…」と迷った結果、いつも通り先延ばしをする。このように、いつも先延ばしする人は、これに対策しておかないと、同じ状況に陥った時にはまた同じように先延ばしすることになる。

ここで具体化のテクニックが必要になってくる。いつ、どこで、どういう状態になったら損切りするのかということをしっかりと決めておかなければならない。ほとんどの初心者は、「損失を抱えたら切る!」みたいな、どこで損切りしていいのかもわからないようなルールを決めてしまって、それを実行できなくて詰む。

ちょっと勉強して、損切りとはエントリーの根拠が崩れた場所でするものだと覚えたとしても、「根拠が崩れたら切る!」みたいなルール設定をして、根拠が崩れたとはどういう状態になった時なのかリアルタイムではよくわからない曖昧なルールにしてしまって、結局守れなくて詰む。

いつもと違った行動を取りたければ、そのタイミングが来た時に迷いが生じないよう、本当に細かく細かく行動を1から10まで決めておかなければならない。

たとえば「MAがクロスしたら」というルールにするにしても、じゃあMAのクロスが、一瞬でいいのか足が確定してからなのかを決めておく必要がある。ここが決まっていないと、切りたいと思っている時は一瞬触れただけでも切るだろうし、切りたくない時は確定まで待ったり、確定まで引っ張った結果、待ちすぎて損失が膨らみ、切るに切れなくなって塩漬けになったりする原因にもなってしまう。


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