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黒糖風味とぼ餅がバカ売れ

 2月中旬まで暖かかったのに一転して寒くなって名残り雪が降っています。そんな中、畦塗りも少しづつ進めています。そしてライスセンターに干してあったカキモチを下しました。これで一気に春作業モードに突入しますが相変わらず黒糖風味とぼ餅がバカ売れで増産しています。

1、黒糖風味とぼ餅がバカ売れ

 2月初めにカキモチ作りで余った黒糖を使ってとぼ餅を作ったので「黒糖風味とぼ餅」として何気なくYoutubeで宣伝しました。すると翌日の朝にネット通販の受注画面を見てビックリ!十数件もの黒糖風味とぼ餅の注文が入っていて速攻でカゴに入れてあった黒糖風味とぼ餅が売り切れてしまった。しかも850円の黒糖風味とぼ餅だけを購入するので林さんちの送料負担の5,500円を超えないので送料1,100円かかってしまう。それでもお構いなしに黒糖風味とぼ餅を買ってくれるのは、ファンの心意気を感じて嬉しい。しかしこの黒糖風味とぼ餅は、作るのが大変。黒糖がなかなか餅つきで混ざらないので通常の搗き時間より長く搗く必要があります。さらに一度黒糖風味とぼ餅を搗くと臼と杵にハンパなく黒糖がこびり付くので洗うのがメッチャ大変。だから私のせい?で急に無くった黒糖風味とぼ餅を増産して欲しいと言っても簡単じゃない。というのも他にもいろいろと計画的に製造するのでその中に急に面倒な黒糖風味とぼ餅を突っ込めないのです。

 それでもなんとか無理を言って黒糖風味とぼ餅を作ってネット通販のカゴに入れるのですが午前中に入れてもお昼には、売り切れてしまいます。これには、宣伝した当の本人もさらにビックリ。一体どうやってカゴに入ったことが分かったんだろう?結局この繰り返しで作っても作っても売り切れてしまいます。でもその度に新規顧客の受注入力と黒糖風味とぼ餅だけでなく他の商品も細かく購入されるのでいつもは、お得意様のルーティンのご購入で楽なのですがネット通販のスタッフは、大変でした。でもそのおかげで例年なら売上の少ない2月のネット通販の売上が30%もアップしました。でもYoutubeで宣伝して商品が売れたのは、初めてだったので次に活かすには、その再現性を検証しないといけないがなぜなのか未だに謎です。あと林さんちで使っている黒糖は、実は、黒糖じゃなくて「沖縄ブラウンシュガー」が正式名。「黒糖」の定義は、「黒糖とは、沖縄県、鹿児島県の離島で主に生産される含みつ糖の代表的なもので、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造したものをいう。」だから「黒糖風味」としています。ややこしいけど商品名って難しいのです。

バカ売れの黒糖風味とぼ餅の追加製造をしました・雪が降ったけど畦塗り順調です・2024
https://youtu.be/765jjne56Lc

2、用水停水期間で低水位での消防訓練

 2月21日~3月21日まで林さんちの地域の七カ用水が春に向けてのメンテナンスのために停水します。そして地域では、この期間中に農業用水の泥揚げ「井堀り」を行います。だから必要不可欠な停水であるのですが防火の点では、非常に危険な期間になります。なぜだかこの期間は、火災も多い。でも火災発生の場合の消火栓の使用は、消防団としてなるべく避けたいのです。消火栓は、まずは、消防署が必ず使うのが前提です。でもそこへ消防団が来てたくさんのポンプ車で消火栓から吸水すると水量が足りなくなって放水出来なくなるのです。消火栓は、すべて地下で繋がっているので多くのポンプ車で引っ張り合うととウオーターハンマー状態でポンプ車が壊れることもあるくらいです。

 だから基本的に消防団は、自然水利で吸水したい。でも最近の洪水対策でどの用水も幅広で通常でも水位が低い。通常の吸管の先には、蛇篭が装備されていますがこれは、30cmくらい水位が無いと吸えません。そこで野々市市消防団のポンプ車には、低水位用のディスクストレーナーが標準装備されています。このディスクストレーナーなら水位が10cmもあれば吸えます。しかも45度トリプルスイベルという特殊な接手で吸管を垂直に用水に立てることが出来ます。だから最近の大きな深い用水でも吸水出来る優れものです。さらに我が第2分団には、5cm程度の超低水位でも吸水出来る「クイックキャッチャー」の装備されているので場合によっては、それも使ってとにかく水利確保出来るようになっています。昨年末から野々市市で大きな火災が続いていてこれらの装備で何度も助けられています。だからそのための訓練も毎月の定例訓練で行っていますがやはり一番は、火災を出さないこと!皆さん、火の用心ですよ。

用水停水期間に低水位用ディスクストレーナーで消防ポンプ点検・10cmもあれば吸水可能です・2024
https://youtu.be/YhApihH2tV4

 2月で味噌作りが終わりましたが最後の味噌作りで桶が足りないとのことでネット注文しました。ところが林さんちで使う50Lの味噌桶がどこも売り切れ。しかもどのネット通販もカゴに入れて購入手続きをした挙句に「売り切れキャンセル」のメールが届くパターン。なんで欠品の商品をカゴに入れるのかと怒りつつもある楽天ショップでなんとか見つけて購入。しかも発送準備メールも届いて安心していたが使う当日になっても届かない。業を煮やして電話したらなんと「メーカーに問いあわせたところ欠品でした」との返事。そりゃないよ!届くと思って近隣のホームセンター回や他の通販サイトの検索も止めたのに。同じネット通販業者としてモラルを疑うショップの対応でした。

雨続きだけどなんとか畦塗りを進めています・ネット通販で買った味噌桶が届かない・2024
https://youtu.be/MBvg0hDDk1M

ディスクカッターのベアリング交換・石川県農業法人協会で能登半島地震について要望書を県庁へ・2024
https://youtu.be/2t0j1jzGXc8

 カキモチ下しは、例年3月1日にするのですが雨予報。そこで1日前倒しで下しました。カキモチ下しが終わると育苗準備に突入して一気に春モードです。今年の林さんちの田植えは、密播苗という種籾を通常の1箱当たり110gから150gと多く播種した苗を使います。これによって通常10a当たり20箱使用のところを12箱まで減らします。「苗半作」と言われる苗の仕様変更は、本当に怖いけどここ数年の肥料や資材高騰でコストカットは、重要な課題です。そこで林さんちでも勇気をもって思い切ったことをして行きます。そんな中、青年塾生が経営する栗山米菓さんから支援物資としてお菓子が4トン車で届きました。前回100箱届いたのですが野々市市に二次避難されている被災者さんに好評ですぐに無くなってしまったのです。でも半分冗談で言っていた4トン車がマジで来たので驚きました。本当にありがとうございます。

カキモチを1日前倒しで下しました・栗山米菓さんから支援でお菓子が4トン車で届いた!・2024
https://youtu.be/_xxfr3Vnhjo

宅地造成ラッシュの日本一住みやすい野々市市・今年で最後の作付け田んぼの畦塗り開始・2024
https://youtu.be/H5C87fcjJes

播種機の減速改造で密播苗に対応しました・畦塗りに出動したら名残り雪が降って撤収・2024
https://youtu.be/dJtXY_l8aY4

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