正面顔と謎背景(Stable Diffusionネタ)
先日PCを買い替えたときに、Stable Diffusionのインストールにうっかりミスして、環境も過去に生成した画像も全部ふっとばしちゃったんですよね。
でもまあ、今まで適当にあれこれ拡張を入れては試し、としていたのでかなりぐちゃぐちゃになってた。いい機会だからすっきりさせちゃうことにしました。
で、モデルやらLoRAやら何を入れようかな、とCivitaiなど漁ってみると、Flat-2D Animergeっていういい感じのモデルを見つけたんですね。
Stable Diffusionでよく使われるアニメ系のモデルって、いわゆる厚塗りの濃ゆい絵柄が主流でしょ。プロンプトや拡張機能でさらに手の込んだイラストにするというのも、やはり情報量を増やしていく方向に寄りがち。
私はもっとさくっとした絵柄のほうが好きなんだよな。
そこでFlat-2D Animergeなら、こんな絵柄になるんです。私こんなんが好きですよ。
このシンプルな絵柄で、シンプルなど正面顔アップに、シンプルなパターン背景で色々生成してみました。
プロンプトはだいたい以下をベースに調整。
Flat-2D Animergeは推奨のEmbeddingやプロンプトがあるのと、キャラを出すのにUmaMusume All In One LoRAというのを入れてますので、真似する場合はそれを。
プロンプト:
(best-quality:0.8), perfect anime illustration, ※モデルの推奨プロンプト
front face, shoulder to top, ※構図プロンプト
haru urara \(umamusume\), smile, (close eyes:1.2), open mouth, ※キャラと表情
(radial stripe background), halo around the head ※背景
<lora:umamusume_locon:0.6> ※LoRA指定
ネガティブプロンプト:
(worst quality:0.8), verybadimagenegative_v1.3, easynegative, (surreal:0.8), (modernism:0.8), (art deco:0.8), (art nouveau:0.8), ※モデルの推奨プロンプト
dutch angle ※斜めになりがちだったので追加
その他設定:
Steps: 24 (Flat-2D AnimergeはちょっとStep多めがいいかも)
Sampler: DPM++ 2M SDE Karras,
CFG scale: 6 (Dynamic Thresholdingを使うことが推奨されていますが、私にはない方がよく見えました)
VAE: vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckpt (不要とのことでしたが、ないとややくすむので使ってます)
生成サイズ: 512x512 → i2iで3倍に、Denoising Strength 0.45でアップスケール
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?