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Apex Legendsでマウス選びと設定を考える

筆者は2000〜3000ハンマーを5,6本持ってる、ギリギリ中級者レベルです。色々調べ始めたFPS初心者の方の参考になればと思います。

◼︎大前提:ゲーミングマウスは買おう
上手い人は経験値もデバイスも持ってる。まずは道具だけでも追いついておくべき。以下の点で中華パクリマウスやバッ○ァローの500円くらいのマウスと大きな差があります。まあいいから黙って買っとけ。

・反応速度
・カーソルの追従精度
・ボタン数
・使い心地

これを買え

最近は本当にいろんなマウスが各社から出ていて、選べるわけないだろっていう感じです。なのでこの記事では予算、形状、重さの3つに項目を絞っておすすめを紹介します。「○○さんが使ってるからこれがいい!」みたいなのは無視です。

Logicool: GPRO X Superlight

ほぼすべてのFPSでプロの使用率ダントツ1位の神マウス。癖のない形状に、無線で重量63gという意味不明な軽さ。予算OKなら強くおすすめします。

Endgame Gear: XM1

お財布に優しい左右対称・有線マウス。かなり評価の高いマウスで持った瞬間、妙にしっくりきます。70gと軽量な部類で性能も十分。2021年内に新型が出る予定です。現在メインの一つです。

VAXEE: OUTSET AX

e-sportsの頂点、CS:GOでトッププロたちが使用している左右非対称エルゴノミックマウス、Zowie EC2の進化版みたいなマウス。結構大きく感じるので、手の小さな人にはおすすめできないかも。

Glorious: Model D-

手が小さな人にはこちら。左右非対称で軽くて、1万円以下だとダントツでおすすめです。

よし買ったな?この先はゲーミングマウスは持ってる前提で話を進めていきます。

DPIを決めよう

dots per inchの略で、ドットの読み込み密度、要はマウスカーソルの速さを決める値です。数値が高いほど高感度(少しマウスを動かすだけで大きくカーソルが動く)、低いほど低感度(逆)になります。

この値はゲームに依存せず、マウス本体で設定します。DPIとゲーム内センシをかけ合わせた値が一般的にセンシとか感度とかeDPIとか呼ばれ、挨拶代わりに「君は振り向き何cm?」みたいにかわされます。これがFPS社交界の入り口です。

さて、このDPIですがマウス付属のソフトウェアで決める場合とマウス本体についてるボタンで切り替える場合があります。

ソフトウェアの場合は50刻みで50〜10000とか設定できたりするんですが、競技向けのマウスはソフトウェアが無い場合も多いです。そのため、本体で変更できる400・800・1600・3200のどれかにするのが一般的です。そのなかでも400 or 800に設定している人が大半です。

400と800どっちがいいんだろうって話なんですが、その辺りの違いについてはValorantの日本トッププロの方が教えてくれてます。

わかりやすい。

これを参考に400か800選んでみましょう…とは言っても好みがあります。
1200dpiだけ絶対当たるって人もいるかもしれませんし、トッププロの中でも、中途半端なdpiを使ってる人だって絶対います。普段使いでこのマウス速度は嫌だとかもあるので、結局は好きなようにすればいいです。ゲームは強ければ正義です。

ゲーム内センシを決めよう

FPS社交界の頂点に上り詰めるためにはDPIと一緒にゲーム内センシを決めないといけません。

大雑把に定義すると振り向き1〜10cmならハイセンシ、10〜25cmくらいはミドルセンシ、25cm以上ならローセンシです。振り向き距離はこのサイトで計算できます。

ハイセンシからローセンシまで、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ハイセンシ
いい
・すぐに視点移動できるので不測の事態に対応がしやすい。
・動かす範囲が狭いので省スペース。
わるい
・少しの移動でエイムが大きく動くので、体調や姿勢の変化に左右されやすい。
ローセンシ
いい
・大きく動かしても少しの移動なのでエイムが安定する。
わるい
・スペースを大きくとる。
・大きくマウスを動かさないといけないので対応が遅くなる。疲れる。
ミドルセンシ
ハイとローのいいとこどり。
でも尖ったところはない。

統計ではミドルセンシが圧倒的多数、ハイとローは同じ程度の比率です。もちろん好みはありますが、基本的にはローセンシの方が弾は当たるはずです。大きく動かす=的が大きくなってると一緒だから。

ところが、なぜか初心者の方は振り向き5cmとかの超ハイセンシにする傾向があります。ほぼ100%。それで当たるならいいんですが、実際当たってない場合はセンシを下げることをおすすめします。ミドルセンシぐらいから上げたり下げたりして、一番気持ちいいところを探してください。気持ちいいってのが大事です。Apexではフリックエイム(瞬間的に合わせるエイム)よりトラッキングエイム(追い続けるエイム)が重要なので、そこを基準にするのがいいと思います。

机の上にスペースが足りない人はハイセンシでがんばるか、お仕事をがんばって引っ越し資金を貯めてください。

マウスパッドめっちゃ大事

エイムとマウスパッドには大きく関係があります。マウスより大事と言ってもいいかもしれない。まじで。

ただし、マウス以上に好みの問題があるのでこればっかりは実際に試してみないと自分に合ったものはわかりません。マウスを押し付けて止めるか、腕だけで止めるかによっても変わるし湿気だとか色々デリケートです。

判断基準として以下の要素があります。

・大きさ
・材質
・滑る
・止まる
・値段

例えばデスク全体を覆えるものってなると2、3個しか選択肢はないので自然と限られてくると思います。そのうえで滑り具合や値段で決めていくのがいいんじゃないでしょうか。プロが使ってるっていうのもアリですが、自分自身それをやって、ゴミエイムになった経験があるので、自分の感覚を信じたほうがいいと思います。

何個かおすすめをピックアップします。

迷ったらコレ

マウスパッド2大巨頭です。Steelseriesの方はサイズや厚さ、デザインなど種類が豊富です。Logicoolはサイズ違いしかないものの、ほどよく滑り、ほどよく止まっておすすめです。

Glorous: XXXLマウスパッド

クソデカパッド。パッドと言っていいのかわからないレベルのデカさ。これもほどよく滑る感じです。とは言ってもロジとはまったく違う感触。試してもらうしかないです。机全体覆えるサイズだとほぼこれ一択。

Zowie: G-SR

よく止まるマウスパッドの代名詞的な存在。独特な感触で似たようなマウスパッドがありません。

Artisan: ゼロFX

日本メーカーが作ってる日本製のマウスパッド。たぶん国産ってこれだけ?品質は間違いなく世界トップクラスです。硬さが3種類あります。おすすめはソフトのXLサイズ。

マウスソールもめっちゃ大事

マウスの裏についてる滑走面のことです。実はこれだけ売ってます。

「このマウス、形は持ちやすくて好きだけど当たらないな〜」みたいなのが一気に解決したりするのでお気に入りを見つけておくのがいいです。

滑るやつ、止まるやつといろいろある上に、マウスパッドとの相性もあるので悩まされます。有名どころは

・Hyperglide
・Corepad
・e-sports Tiger

あたりです。1000円程度と比較的安く入手できるので全部試してみるといいです。


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