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『スローシャッター』感想文

時には、と言うよりほとんどが不安や過酷をも伴う旅、なのにそれを笑いながらの旅だから、読み進むごとにワクワクしてくる。その先に素晴らしい風景、笑っちゃう事、泣いちゃう事、考えが終わらないことがある。いいなあ次はどこ?誰と何と出会うの?  noteの記事として読んでいた時から毎回楽しみにしていた著者田所敦嗣さんの出張の旅。状況は全く違う自分が会社員だった頃の出張を振り返ると、行った先で人の優しさ厳しさに触れ感謝したり反省したりはあっても、こんなふうに心を寄せ愛し愛された事はなかった。笑っちゃう事の中には、色んな笑いがある。笑うしかないことも。よく考えたら私だったらこれ笑える?と思うこともあった。例えば“ズルいヤツ”のセサー、私だったら許さないかもしれない。ピリピリを笑いに出来ないかも、アツシさんのように出来る人になりたいと思う。
この本を自宅や最近よくいく実家の本棚に置き、息子や孫(いないけど)や父が見つけ手に取って読んでほしいなあと思う。長い道をこれから歩む人、半分くらいの人、もう長いこと歩んだ人、皆に読んでほしいと思いました。

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