ボクちゃん 20 ある日のこと
ボクちゃん 20
そんなある日、ひとつの事件性が起こった。
昼休みに六年生の児童が暴力行為を起こした。
所謂喧嘩である。
僕が廊下を巡視していた時だった。
いくら小学生だといっても、六年生にもなると、子どもの喧嘩とはいえない。
とにかく止めなければストップしないのである。
少し激しいものがある。
そばにいたひとりの児童も、慌てふためいて、止めていた。
放置していたら、怪我でもしそうな殴りあいの喧嘩である。
ここから先は
2,595字
¥ 100
よろしければ、お互いにサポートを交わし会いましょう、よろしくお願いいたします、