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yumekare
ボクちゃん 22 懇談
ボクちゃん 22
和室の真ん中には、ひとつの柱時計が顔を見せて、その針が刻々と過ぎていく時間を表示している。
山岡先生は、「さもありなん」との風格で、堂々と互角に対応している。
その山岡先生はこう言った。
「昔は、地域の父兄、周りの人々が子ども達を温かく見守ってくれていた。子ども達は、何の危機感も持たず無防備で遊びに没頭していた。そんな日々生活の中で、遊びを通して心も身体も成長していったのである。現在では、環境があまりにも悪いため、同僚、友達との交流の仕方、方法を知らない。それとともに、よい施設、公園等のリクレーションはの場がない。心の栄養となる遊びを知らないのである。」
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