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キャパは有限だと悟る

「正直、今忙しいです、、、」

自分がはじめて上司に言った言葉だ。

2年の夏からインターンを初めて、2年間は言わなかった言葉である。

どんなにサークルが忙しくても、テストがあっても、上司に「これどう?」と言われたら、十中八九やってきた。

積極的な「イエスマン」だと思って、本当になんでもやっていた。

自分の中での「イエスマン」は肯定的な意味(映画↑おすすめなので是非笑)

高校の頃、学校の先生に、

「量」からしか「質」は生まれない

by 高校の先生(体育教師)

と言われたことがあり、割としっくりきている言葉だったので、自分の中の生活の基準として取り入れていた。


忙しくないと言われたらまあ普通に忙しかった(全く面白くない授業とその課題・サークルの活動・トモノカイの業務 etc…)が、たいていは気合で乗りきれたし、

明日うどん食べ行こうで、友達と車で香川に行ったり、ダーツの旅面白そうって言って、本当に日本地図を印刷してダーツして、その場所に行く狂気の旅をするぐらいの心の余裕があった。

茨城→和歌山→岐阜刺さってマジで行った様子(写真は和歌山白浜町





しかし、4年になってやることが急激に増加した。特に思考系のタスクが増大した。

研究室での研究生活、プロダクト開発 etc…
(今も論文2本と報告書2本が来週締め切りに追われている、、、)


それなのに?ありがたいことにインターンでの業務領域は増え、2023年度の広告費は億を超えていた。


会社規模を考えてみても、かなりの高額、、、


ここまできて、業務が回らなくなってきて、ようやく気づいた。

キャパは有限である

何当たり前のこと言っているんだと思うが、本当に気づかなかった。


だんだん働けなくなっていることが読み取れる(皆さん業務時間は把握しているだろうか?)




そこで、今まで考えていなかった、「忙しい」ときの対処法を考えていくことになった。

自分が考えてやっていく中で、2つの対処を実行することにした。

1. やらないことを決める

あらゆる行動のコマンドは3つしかない。

「始める」「続ける」「やめる」

これだけだ。

シンプルだが、これを覚えておくと、時間がないときの判断がしやすい

その中で、自分は「やめる」のコマンドを今まで捨てていた。

だから復活させた。やったこととしては、それだけである。


ただし、何をやらないかが困った。

そこで、自分に

「自分」が「今」やるべきタスクなのか?

と、問うことにした。


自問自答することで、

優先順位が低い
自分ではなく、後輩のスタッフに任せたほうがよい
上長が判断するべき課題 etc…

のように、見えてきた。



2.インパクトにこだわる

広告の施策はやろうと思えば、いくらでもやることがある。(広告に限った話ではない)

やればよくなるけど、インパクトがほとんどない。成果の計測ができなくて、どうにも検証ができない等がある。

キャパが有限である以上、時間をかけるにはインパクトにこだわるべきだと気づいた。


些細なことをして、仕事している風にすることは非常に簡単だ。


しかし、インパクトを出そうと考えることは難しい。

今もまさにCPAが高騰して、CVも落ち込んできて、正念場なのであるが、考え抜いて、持ち直すだけのインパクトのある施策を打っていきたい。

今のところ上記2つの対処でどうにか回っている。
今期の目標としても、100%達成できそうだ。

最後に「忙しい」と言って大変ご迷惑をおかけした上司に感謝を述べたい。