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ティアーズオブザキングダム感想

ドーモ。
今回は先月発売されたゲーム、ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムをクリアしたため感想記事を書こうと思います。
ネタバレがたくさんあるので未プレイの方はご注意下さい。

私とゼルダ

私とゼルダの最初の出会いは、ニンテンドー64から発売された時のオカリナでした。
いわゆる3Dゼルダと呼ばれる最初の作品で、海外からの評価も高いゲームです。

とはいえ当時の私はまだ子供で、謎解きが難しくグラフィックが怖かった時のオカリナは途中で挫折していた記憶があります。
その後はムジュラの仮面、風のタクト、トワイライトプリンセス、スカイウォードソード、ブレスオブザワイルドなど3Dゼルダは一通りプレイしてきました。
どの作品も面白かったですが、特にトワイライトプリンセスの世界観が好きです。

ティアーズオブザキングダム感想

率直に言ってめちゃくちゃ面白いです。
前作と同じ舞台でありながら、天空と地底が追加され、地上も天変地異によりかなり変化した広大なフィールドは、それだけでワクワクします。
さらに、モドレコ、スクラビルド、ウルトラハンドなどの新たな要素が素晴らしく、より一層ゲームにのめり込んでしまいます。
ハイラルに生きる人々も生き生きと生活しており、前作の「記憶を失ったリンクが孤独に冒険するどこか寂しげな世界」が明るくなったように感じました。
これだけのボリュームがありながら、天空から地底までシームレスに繋がっており、しかもバグや動作のカクつきがほとんどないため、ストレスフリーで遊べます。

スクラビルドが面白い

今作で私が特に面白いと感じたのはスクラビルドの能力です。
武器や盾に木の実や魔物の素材などを合成し強化する能力ですね。

この武器を作るというのがとても楽しく、素材を集めることも、そのための戦闘もとても楽しいです。
さらにブレワイとその続編であるティアキンでは、武器が使っているとそのうち壊れるというシステムを採用しています。
前作では個人的には少し不満だったのですが、今作はこのスクラビルドによって、この不満が180度変わりました。
壊れたら新しい武器を作ろうという気になるし、どんなに強い武器もいつかは壊れるため、いつも同じ武器にならないところがいいです。

ストーリーが面白い

今回のラスボスはシリーズお馴染みの魔王ガノンドロフ。
過去の世界に飛ばされたゼルダを探し、最後は復活した魔王を倒すという、これまでのゼルダらしい王道のストーリーと言えます。
四つのダンジョンを攻略し、ボスを倒していくというパターンもゼルダらしさを感じます。
しかし、このストーリー自体は面白いのですが、個人的な不満点もありました。

ゼルダの運命が過酷すぎる

過去に飛ばされたゼルダが現代に戻る手段は、禁断の術により自我なき龍となり、悠久の時を生き続けるというものでした。
ティアキンをプレイした人は同じ感想だと思うのですが、これがあまりにもツラい。
ハイラルの平和を願い、人々に慕われる優しい姫が、なぜこんなにも過酷な運命を背負わねばならないのか。
前作でも、ゼルダは100年間ずっと厄災を封印し続けるという過酷な経験をしているのに。
龍化の際のゼルダの悲痛な表情と、変身する瞬間のシシガミ様のような不気味な目はトラウマになりそうでした。
龍となったゼルダはハイラルの上空を飛んでいるのですが、最初は「なんか四体目の龍飛んでるけど届かないなー。他にもやることいっぱいあるし後で行こう」と呑気に考えていました。
しかし、この事実を知ってからは、寄り道をほとんどせず、一直線にガノンドロフを倒しに行きました。
正直言って冒険を楽しんでいる場合ではなかったのは、少し残念でした。
しかし、ここまで感情移入できたのもゲーム自体がとても面白かったからだし、ゼルダを助けたいと思わせるようなストーリーだったからこそでしょうか。

最後に

まだまだ面白かった部分はたくさんあるのですが、このくらいで本記事は締めたいと思います。
ティアキンも全てやり尽くしたわけではないのでまだまだ楽しめそうです。

ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
オタッシャデー。

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