ニュージーランドTの調教考察


ニュージーランドTで過去に好走した馬の調教を見てみると、次の条件が浮かび上がってくる。

①過去5年の勝馬は全て最終追い切りで上り1ハロンが最速。
②調教本数はそれほど気にする必要は無いが、少ない場合はトラックを含む調教をしていることが条件。
③最終追い切りの場所がトラックの場合は、上り1ハロンが最速がベター。
④最終追い切りの場所が坂路の場合は、4ハロンで53秒台より速いことが条件。53秒台より遅い場合は上がり1ハロンが最速であることが条件。

この傾向を満たす出走馬は多数いるため、併用調教で本数が多い馬をピックアップすると、ミスヨコハマ、ウンブライル、シーウィザードの3頭となる。他に本数が多い馬はジョウショウホープで、最終追い切りが上がり1ハロン最速でないものの、坂路で4ハロン51秒台で走っており、好走時計に該当。後は標準的な本数を追われていて、最終追い切りが上がり1ハロン最速で動きの良かったロードディフィート、バグラダスにW最速に該当したモリアーナを加える。
ドルチェモアは、入念な乗り込みを消化していて問題はなさそうだが、最終追い切りの上がり1ハロンが最速でないので相手までとする。

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