天皇賞(春)の好走馬の調教傾向


天皇賞(春)の過去5年の好走馬の調教傾向は、次の3点です。

①基本的に併用調教かトラック調教の馬が好走していて、本数も多い方が良い。
②最終追い切りは、上がり1ハロンが最速となる調教が良いが、併用調教の場合は上がり1ハロンが最速でなくても好走している。その場合は栗東坂路で4ハロンで53秒台より速いことが条件。
③最終追い切りの場所がトラックの場合は、上がり1ハロンが最速が条件。

やはり長距離戦ということもあって、併用調教かトラック調教が良く、調教本数も多い方が良い傾向にあります。また最終追い切りは、基本的に上がり1ハロンが最速の方が良く、そうでない場合は併用調教で栗東坂路で追われており、4ハロン53秒台より速い時計を出している必要があります。
最終追い切りがトラック調教の場合は、上がり1ハロン最速が条件となります。

1週前追い切りまでの段階では、ディープモンスターに注目しています。前走後は1日に2本〜3本トラックで乗られており、長距離戦に向けてスタミナ強化を図っています。昔、キタサンブラックが1日に3000㍍乗られて話題になったことがありますが、それだけ乗り込めるのも体調に不安が無いからでしょう。1週前追い切りは上がり1ハロンが最速ではありませんでしたが、併せ馬で先着としっかり負荷を掛けられています。最終追い切りがCWコースで上がり1ハロン最速で追い切られればW最速になるので、今から楽しみです。

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