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天皇賞(春)の調教傾向と考察について

先週のフローラSでは、久しぶりにアドマイヤベルの単勝を的中し、良い週末となりました。
一方で先週だけで騎手の落馬が4件以上発生し、松山騎手は今週も騎乗せず療養、福島牝馬Sで落馬した小幡初也騎手は腕を骨折、吉田隼人騎手はくも膜下血腫と復帰には時間がかかりそうな状況です。
今週の競馬では、全馬・全騎手が無事にレースを終えられることを祈っています。

それでは、天皇賞(春)の過去6年間の好走馬の調教傾向を見ていきたいと思います。

①基本的に併用調教の馬が好走していて、2019年のフィエールマンを除いて標準以上の本数の馬が勝っている。
②最終追い切りは、上がり1ハロンが最速となる調教が良いが、併用調教の場合は上がり1ハロンが最速でなくても好走している。
③3着以内に好走した馬を調教タイプ別でみると、併用調教が14頭、トラック単一調教が3頭、坂路単一調教がレインボーライン1頭だった。またトラック単一調教で勝ったのは、キタサンブラックのみだった。

と言うことで、今回の出走馬のうち併用調教でなかった馬は、マテンロウレオ(標準トラック)、スマートファントム(標準トラック)、ハピ(多め坂路)の3頭でした。よって、この3頭は消しとします。

次に併用調教だった馬の内容を見てみましょう。
サリエラ(少なめ併用)
プリュムドール(少なめ併用)
ワープスピード(標準併用)
ブローザホーン(乗り込み併用)
ディープボンド(多め併用)
タスティエーラ(多め併用坂路主体)
ゴールドプリンセス(標準併用)
シルヴァーソニック(乗り込み併用坂路主体)
サヴォーナ(多め併用)
ドゥレッツァ(少なめ併用トラック主体)
スカーフェイス(標準併用)
テーオーロイヤル(乗り込み併用)
メイショウブレゲ(標準併用)
チャックネイト(乗り込み併用)

併用調教馬は14頭いて、さすがに多すぎてすべての馬を買うわけには行きません😅

普通に考えれば、テーオーロイヤルが1枚上な感じがしますが、ここは敢えてチャックネイトに期待します。
チャックネイトは、前走のAJCCで初重賞制覇。今回は3ヶ月半の休み明けですが、休み明けは4-0-2-0と苦にするタイプではありません。むしろ休み明け2走目のほうが0-0-3-1と成績が下がる傾向にあり、狙うならここでしょう。鞍上の鮫島克駿騎手は今年既に41勝(41-32-23-175、勝率15.1%、連対率26.9%、複勝率35.4%)しており、キャリアハイだった2022年(80-73-91-645、勝率9.0%、連対率17.2%、複勝率27.4%)と比較しても勝率、連対率、複勝率で上回っており、このままキャリアハイを更新できそうな勢いです。また鮫島克駿騎手は、ダートよりも芝での成績が良い(勝率はあまり変わりませんが、連対率と複勝率は芝の方が良いです)というのも特徴です。
鮫島克駿騎手のGⅠ初勝利に期待しての本命です。
対抗はテーオーロイヤルです。阪神大賞典では、2着馬に0.8秒差をつけての圧勝で、間隔は詰まっているものの調子落ちは無さそうです。
あとの相手は前走とは調教の中身が違うサヴォーナとディープボンドを狙いたいところです。
人気のドゥレッツァは少なめ併用トラック主体でフィエールマンが4歳で勝利した調教タイプと同じですが、前走は内有利な馬場で外を回したといえ、プログノーシスとは5馬身差という差をつけられており、2走目の上がり目があるとしても、ここは思い切って消しました。
あと、サヴォーナの人気の急落が凄いんですが、何故なんでしょうね?58㌔を背負ったことがないからですかね?🤔

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