府中牝馬Sの調教傾向と考察について


過去5年の好走馬の調教傾向は次のとおりです。

①好走馬は調教本数を標準以上追われた馬が多かった。調教本数が少なかった馬は坂路単一調教か併用調教で最終追い切りを坂路で追われていた。

②好走馬の調教タイプは併用調教が多く、次いで坂路単一調教とトラック調教の馬だった。

③好走した馬の大半は最終追い切りで上がり1ハロン最速を出していた。最終追い切りで上がり1ハロン最速じゃなかった馬は坂路で4ハロン52秒台より速い時計を出していた。

ということで、基本的に調教本数は標準以上で併用調教の馬が好走しているレースです。また最終追い切りで上がり1ハロンが最速がベストという傾向になっています。
それでは今回の調教を見てみましょう。

まず、調教本数が標準より少なかった馬はアンドヴァラナウトとイズジョーノキセキが該当します。ともに昨年の好走馬ではありますが、昨年は標準以上の調教本数を追われていました。イズジョーノキセキの少なめ坂路という調教タイプで好走した馬がいますが、今回は消しとします。

次の併用調教の馬かどうかということですが、ここではファユエンがトラック調教なので引っ掛かります。トラック調教の馬は2019年に2頭が好走していますがともに関西馬でした。ファユエンを消しとします。

最後に最終追い切りで上がり1ハロンが最速かどうかですが、これは全ての馬が該当しているので消すことができません。そこで過去5年の勝馬をみると2021年を除きW最速馬が勝っています。今回の出走馬でW最速だった馬はルージュスティリア、ストーリア、ルージュエヴァイユ、ディヴィーナ、シンリョクカ、フィアスプライドの6頭ですが、逃げ馬が見当たらないメンバーですので、前走で先行した馬を選ぶと、ルージュエヴァイユとディヴィーナが該当しますので、この2頭を中心とすることとして、本命をルージュエヴァイユ、対抗をディヴィーナとします。
最後にW最速馬ではありませんが、前走で強い競馬をし、調教が良かったプレサージュリフトを単穴とします。
馬券はルージュエヴァイユの単勝と、ルージュエヴァイユからディヴィーナ、プレサージュリフトの馬連を買いたいと思っています。


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