京王杯SCの調教考察



京王杯SCの過去5年で好走した馬の調教傾向は次のとおりです。

①関東馬は併用調教かトラック調教馬で、最終追い切りで上がり1ハロン最速の馬が好走しており、関西馬は坂路単一の調教か併用調教の馬が好走している。
②勝馬は全て最終追い切りで上がり1ハロン最速だった馬で、3着以内馬も上がり1ハロン最速の馬が多い。③最終追い切りが上がり1ハロン最速で無い馬は、坂路単一調教の馬で坂路で4ハロン51秒台で追われていた。

今回は③の該当馬がいないので、基本的に最終追い切りで上がり1ハロンが最速の馬を選ぶと、ダノンスコーピオン、ヴィクティファルス、ゾンニッヒ、ベレヌス、ホープフルサイン、カルリーノ、トゥラヴェスーラ、ピクシーナイト、ウインマーベル、レッドモンレーヴ、レイモンドバローズ、ラウダシオン、ダディーズビビッド、アヴェラーレ、グラスミヤラビの15頭。
これでは多すぎるので、勝馬の傾向から絞り込むと関東馬は併用調教でもトラック中心に追われていた馬が勝っていた傾向なので、該当するのはカルリーノとレッドモンレーヴの2頭。グラスミヤラビはトラック中心に追われており調教タイプ的には良いが、調教を休んでいた期間があるため除外する。関西馬は併用調教で最終追い切りをCWで追われていた馬か坂路単一調教で本数が多かった馬が勝っていたので、該当するのはダノンスコーピオン、ピクシーナイト、レイモンドバローズ、ダディーズビビッドだが、ピクシーナイトは最終追い切りをCWで追われるのも初だし、併用調教でも坂路主体の馬は勝っていないので買い目からは外す。

結果としてダノンスコーピオン、カルリーノ、レッドモンレーヴ、レイモンドバローズ、ダディーズビビッドの5頭が中心だが、タイムトゥヘヴンは今までトラック調教中心だったが、今回は併用調教で最終追い切りも上がり1ハロン最速に0.1秒足らないだけなので、この馬を加えた6頭で勝負したい。

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