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中山記念の調教傾向と考察について

先週のフェブラリーSは、1週前追い切りで良い動きを見せていたセキフウ(13番人気)を本命にして、三連単は逃しましたが、三連複を的中と良い結果となりました。
予想の方法を少し変えたのが良かったのか、それともたまたまなのかまだ分かりませんが、とりあえず今週も同じ方法で予想しようと思います。

それでは過去11年の中山記念の調教傾向は次のとおりです。

①過去11年の勝馬は、標準以上の併用調教馬が5頭、少なめの併用調教馬が1頭、トラック単一調教が4頭、坂路単一調教馬が1頭だった。またトラック単一調教馬は本数が標準以下の馬だった。
②勝馬の最終追い切りの場所はトラックが圧倒的に多く10頭、坂路が1頭だった。またトラックで最終追い切りをした場合は上がり1ハロン最速を出していた。
③3着以内に好走した馬は併用調教の馬が17頭、トラック単一調教が10頭、坂路単一調教馬が6頭だった。
④3着以内に好走した馬は、坂路単一調教馬であれば最終追い切りで上がり1ハロン最速で無くても好走していたが、併用調教馬やトラック単一調教馬の大半は上がり1ハロン最速だった。

ということで、過去の傾向で2番目に多い馬の調教タイプは、トラック単一調教になります。

今回、トラック単一調教の馬は、イルーシヴパンサー唯1頭でした。
過去11年の勝馬の傾向では、トラック単一調教馬は、標準より少ない馬でしたが、3着以内に好走した馬を見てみると、多め以上の本数を追われていた馬は、33頭中16頭と約半数を占めていました。そのためイルーシヴパンサーを本命とします。前日人気は6番人気と全く人気がありませんが、昨年の中山記念では、直線で窮屈になり最後は追われていませんでした。あの不利が無ければという内容でしたので、右回りを気にする必要は無いと考えます。
相手ですが、こちらは調教タイプで1番多かった併用調教馬から選びたいと思います。
今回の出走馬の中で併用調教だった馬は、
エルトンバローズ(乗り込み併用)
タイムトゥヘヴン(乗り込み併用)
ドーブネ(乗り込み併用)
ホウオウリアリティ(乗り込み併用)
ボーンディスウェイ(乗り込み併用)
ラーグルフ(乗り込み併用)
レッドモンレーヴ(乗り込み併用)
ジオグリフ(多め併用)
ソーヴァリアント(多め併用)
ヒシイグアス(多め併用)
マイネルクリソーラ(多め併用)
エエヤン(標準併用)
ソールオリエンス(標準併用)
テーオーシリウス(少なめ併用)
と14頭と多数。
絞るのが難しいですが、ここはボーンディスウェイを対抗にします。ボーンディスウェイは、最終追い切りで大外を回りながら自己ベストを2秒も更新してきました。動きも良くデキは良さそうです。
3番手評価はタイムトゥヘヴンをピックアップ。前走の京都金杯では、内有利な馬場を4コーナーで5頭目を回すというロスの多い競馬で0.7秒差の7着でしたが、距離ロスを考えればそこまで負けていない結果でしたし、前走からしっかり乗り込まれる調教に変わってきています。前走こそ前述の理由で好走できませんでしたが、ドーブネやマテンロウスカイ、ホウオウリアリティが前に行く展開でそこそこペースも流れると思いますので、最後に差し込んでくる展開もあると考えます。ここはタイムトゥヘヴンを単穴に指名します。
あとは動きが及第点だと思われるソールオリエンスと、動きが良いと感じませんでしたが、ヒシイグアスとエルトンバローズを押さえで買いたいと思います。

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