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阪神大賞典の調教傾向と考察について

阪神大賞典。
数々の名勝負が生まれてきたレースが今年も始まります。
少しメンバーが小ぶりな気もしますが、2年連続でこのレースを勝ち、3年連続で天皇賞(春)で2着したディープボンドや、上がり馬のブローザホーン、長距離戦で重賞を2勝し、長距離戦のレースの常連であるテーオーロイヤルなど、今年も楽しみなメンバーが揃いました。
私の中で記憶に残っている阪神大賞典は、ナリタブライアンとマヤノトップガンの一騎討ちのレースですが、今年も熱いレースが行われることを期待しています。

ちなみに上の画像は、土曜日の最初に買ったレースの単勝的中画面です。このあと、仕事をしながら買っていましたが、さっぱり当たりませんでした😥
やっぱり集中して買わないといけませんね。

さて、阪神大賞典ですが、過去6年の好走馬の調教傾向は次のとおりです。

①過去6年の勝馬はレインボーラインを除いて、調教本数が標準以上の併用調教馬だった。
②勝馬の最終追い切りの場所はレインボーラインを除いて全てトラックだった。また最終追い切りで上がり1ハロン最速を出しているか、トラックなら6ハロン80秒台より速い時計を出していた。
③勝馬以外で3着以内に好走した馬は標準以上の本数の併用調教馬が11頭と標準の本数の坂路単一調教馬が1頭だった。
④勝馬以外で3着以内に好走した馬は、ナムラドノヴァンを除いて最終追い切りで上がり1ハロン最速を出していた。 またそのナムラドノヴァンは最終追い切りで6ハロン82秒台より速い時計を出していた。

ということで、阪神大賞典やダイヤモンドS、ステイヤーズSなどの3000㍍を超える重賞では、調教本数が標準以上追われている馬が好走する傾向にあります。最終追い切りの場所もトラック(CWや南W)で追われた馬の方が成績が良いのも、瞬発力よりもスタミナが問われるレースになりやすいという事なのでしょう。
それでは今回の出走馬の調教過程を確認してみましょう。

まずは勝馬の条件である、①標準以上の本数の併用調教馬で②最終追い切りがトラック、上がり1ハロンが最速だった馬は、

ジャンカズマ、ユーキャンスマイル、テーオーロイヤル、ワープスピード、ディープボンド、ゼーゲン、ショウナンバシットの7頭となりました。

ちなみに標準以上の本数の併用調教馬で、最終追い切りが坂路だった馬は、ブローザホーンとシルヴァーソニックの2頭でした。

ただ、過去6年の傾向として、7歳以上の馬の馬券絡みは無いことから、ユーキャンスマイル、ディープボンド、ゼーゲン、シルヴァーソニックは消しとします。

またジャンカズマの前走は馬場に合ったレースをしながらも4着と力が足りない印象ですし、ショウナンバシットも近走を見る限りでは厳しいと考えて消しとします。

そうすると残ったのはテーオーロイヤル、ワープスピード、ブローザホーンの3頭ですが、この3頭に加えて調教傾向からは併用調教馬が好走していること、6年のうち5年で、昨年の菊花賞で掲示板に載った馬が勝っていることからサヴォーナを加えたいと思います。サヴォーナは元々調教本数が多くない中竹厩舎の馬で、今回も中8週にもかかわらず4本しか速い時計を出していません。それでも調教の動きは相変わらず良いですし、今回も走れる状態と判断しました。馬券はサヴォーナから、ブローザホーン中心に他の2頭に流したいと思います。




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