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日経新春杯の調教傾向と考察について

昨日は紅梅Sで本命馬が勝ち、挙げていた馬が4着までに入りました。馬券はワイドラトゥールの単勝しか当たりませんでしたが、7番人気で3着したクリノハレルヤを挙げられていたのはまずまずの結果だったと思います。

さて、それでは日経新春杯の過去5年の好走馬の調教傾向は次のとおりになります。

①好走馬の調教本数は標準以上の馬が多く、調教本数が少ない馬は最終追い切りで上がり1ハロンが最速の馬だった。
②好走馬の調教タイプは併用調教の馬が15頭中12頭を占め、次いで坂路単一調教の馬が3頭で坂路を含めた調教をしている馬が好走している。
③好走した馬の最終追い切りは、W最速の馬が毎年馬券圏内に好走している。

日経新春杯に出走する各馬の調教は次のとおりです。

それではまず、①の調教本数について見ていきましょう。

【調教本数標準未満の馬】
リレーションシップ、サヴォーナ

この上記の2頭は最終追い切りで上がり1ハロン最速でなかったので消しとします。

次に②の調教タイプを見ていきましょう。
【併用調教】
ナイママ、リビアングラス、レッドバリエンテ。ハーツコンチェルト、カレンルシェルブル、ハーツイストワール、シンリョクカ、サトノグランツ

【坂路単一調教】
ディアスティマ

【トラック単一調教】
インプレス、ブローザホーン、ヒンドゥタイムズ

好走馬の調教傾向に無いトラック単一調教の馬が1番人気人気のブローザホーン含めて3頭が脱落しました。ブローザホーンは、有馬記念に出られないと分かってからの再調整ですが、12月20日に時計を出してから12月30日までの調整が無く、陣営は心房細動からの立て直しができたとの判断ですが、心房細動を起こしたのは同じ京都競馬場。やはり不安がありますし、調教傾向からも推せないとなれば、やはりここは消しとします。

残ったのはナイママ、リビアングラス、レッドバリエンテ。ハーツコンチェルト、カレンルシェルブル、ハーツイストワール、シンリョクカ、サトノグランツ、ディアスティマの9頭になりました。

さすがにこのメンバーでは厳しいであろうナイママは消しとします。あと、過去5年で好走がない8歳馬のハーツイストワール、ヒンドゥタイムズを消しとします。7歳馬も好走が無いのですが、馬場的に優位に進められそうなディアスティマは残します。
また4歳馬で大外に入ったサトノグランツも消しとします。ハンデも57.5㌔と重いですし、サトノグランツ自身も57㌔以上の斤量で好走がありません。リスクがある中で人気だけに買いたくない馬です。

本命はレッドバリエンテとします。
1週前追い切りでは、併せ馬でビッシリと追われて仕上がったため、最終追い切りは併せ馬も無理をせず、併入した。前走は直線で進路が狭くなり、しっかりと追えたのは残り200㍍を過ぎてから。ゴール後は勝馬を追い越していたことから、しっかりと追えていればもっと良い着順だったと思われます。今回も内枠に入りましたが、そこは期待の若手の西村騎手が上手く捌いてきてくれるでしょう。

あとは、逃げるであろうリビアングラス、番手のディアスティマ、4歳馬で力上位のハーツコンチェルト、ハンデが1番軽いシンリョクカ、初ブリンカーのカレンルシェルブルを相手として挙げておきます。

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