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関屋記念の調教傾向と考察について

先週のレパードSは、1番人気のミッキーファイトを嫌い、2番人気のソニックスターを本命にして勝負するも、ソニックスターは惨敗とサッパリな結果となりました😰
川田騎手がレース後に、本来の動きでは無かったというコメントをしていたので、暑さが影響したのかもしれませんね。

さて、今週は中京競馬場で開催される小倉記念ではなく、新潟競馬場で開催される関屋記念を買いたいと思っています。

それでは、いつもの様に過去6年の調教傾向から見ていきましょう。

①3着以内に好走した馬は、調教本数が標準以上だった馬が15頭、標準より少なかった馬が3頭だった。
②3着以内に好走した馬の調教タイプは、併用調教が8頭、坂路単一調教が8頭、トラック単一調教が2頭だった。
③勝馬の調教本数は、3歳牝馬だったプリモシーンを除いて全て標準以上乗られた馬だった。また、調教タイプは坂路単一調教が3頭、併用調教が2頭、トラック単一調教が1頭だった。
④最終追い切りで上がり1ハロン最速では無かった好走馬は美浦坂路で4ハロン51秒台を出していたミッキーグローリーだった。また1頭だけ該当しないダノンザキッドは上がり1ハロンが、上がり2ハロン目より0.1秒だけ遅い時計だった。

ということで、関屋記念で好走する調教は、本数が標準以上で併用調教か坂路単一調教ということになりました。

それでは今年の出走馬の調教を見ていきましょう。

ディスペランツァ(乗り込み併用坂路主体)
ダディーズビビット(標準併用)
コレペティトール(少なめ坂路)
サクラトゥジュール(乗り込み併用)
メイショウシンタケ(少なめ併用)
ジュンブロッサム(多め併用)
タイムトゥヘヴン(乗り込み併用)
ロジリオン(標準併用)
グランデマーレ(少なめ併用坂路主体)
パラレルヴィジョン(標準併用)
サンライズロナウド(少なめトラック)
アスクコンナモンダ(標準併用)
プレサージュリフト(多め併用)
ディオ(乗り込み併用坂路主体)
トゥードジボン(標準トラック)
オニャンコポン(多めトラック)
ワールドウインズ(標準併用)
ラインベック(乗り込み併用)

この中で調教本数が少なかった馬は、

コレペティトール(少なめ坂路)
メイショウシンタケ(少なめ併用)
グランデマーレ(少なめ併用坂路主体)
サンライズロナウド(少なめトラック)

の4頭でした。
そのため、この4頭を消しとします。

次に調教タイプですが、トラック単一調教の馬は昨年こそアヴェラーレが勝ちましたが、この時期の美浦トレセンは坂路が改修工事中であり、厩舎の木村厩舎はいつもなら併用調教で調整する厩舎なので坂路で追えない対策をとっていたものと思われます。
そのため、今回の出走馬の中でトラック単一調教だった、サンライズロナウド、トゥードジボン、オニャンコポン(サンライズロナウドは2回目)を消しとします。

ここまでで残った馬は、

ディスペランツァ(乗り込み併用坂路主体)
ダディーズビビット(標準併用)
サクラトゥジュール(乗り込み併用)
ジュンブロッサム(多め併用)
タイムトゥヘヴン(乗り込み併用)
ロジリオン(標準併用)
パラレルヴィジョン(標準併用)
アスクコンナモンダ(標準併用)
プレサージュリフト(多め併用)
ディオ(乗り込み併用坂路主体)
ワールドウインズ(標準併用)
ラインベック(乗り込み併用)

の12頭となりました。
まだまだ多いですね。
ちなみに土曜日のレースを見てみると新潟のワンターンの外回りのコースは内有利(ややかもしれませんが)な傾向と感じました。そこを念頭にして1頭ずつ検討していきたいと思います。
ディスペランツァは、春にアーリントンカップを勝ち、NHKマイルCに出走しましたが、力及ばず7着でした。NHKマイルC当日の馬場傾向は、地力が問われるフラットな馬場でしたので、ディスペランツァより0.4秒差の3着で入線したロジリオンの方が強かったと言えますし、フォトパドックでも少し太く見せることから、消しとします。
ダディーズビビットは、近走の成績が振るいませんし、重賞で好走した時は馬場傾向に合った競馬をしてのものなので、あまり評価ができません。
そのためダディーズビビットも消しとします。
サクラトゥジュールの前走の東京新聞杯は、内有利な馬場で、キング騎手の好騎乗もあり最内を回ってきて2着と0.2秒差で勝利しました。馬場傾向に合った競馬で勝利したとはいえ、2着のウインカーネリアンは、次走の高松宮記念で4着と好走していますし、3着のホウオウビスケッツは函館記念を制覇、マテンロウスカイは中山記念勝ちとそれぞれ馬場傾向に合った競馬をしたとはいえ、力があるところを見せました。そのため、サクラトゥジュールは押さえとします。
ジュンブロッサムは、前走、地力が問われるフラットな馬場で2着馬に0.5秒の差をつけ勝利と力のあるところを見せました。一緒に走った馬がほとんど次に走っていないので、レースレベルが分かりませんし、3勝クラスを勝ってきた馬がいきなり1番人気というのも嫌いたいのですが、勝ち方が鮮やかだったことと新潟では1-2-0-0という成績ということもあり対抗としたいと思います。
タイムトゥヘヴンは、前走は完全に力負けですが、前々走と3走前は内有利な馬場に合った競馬をしての6着でした。ペースが流れれば買いたい馬ではありますが、6歳となってパフォーマンスを落としてきていることを考えると買う気にはなれません。
ロジリオンは、NHKマイルCで3着に好走し、10番人気という低評価を覆して好走しました。ただ前走は内有利な馬場で外目を回して距離ロスがあったとしても、勝つまでにはいかなかったと思われるので、押さえまでとします。
パラレルヴィジョンの前走はGⅠに果敢にチャレンジしたものの、力の差が大きく13着に敗れました。安田記念前の2レースは馬場傾向に合った競馬をしての勝利だったので、そこまでの力が無かったということだと思います。
ただ、前に行く馬が少ない中で、前目につけられる可能性があることから押さえに入れておきます。
アスクコンナモンダは、前走は内有利な馬場の中コーナーを内から3頭目回して0.3秒差8着でした。距離ロスがあったとしても敗けすぎなのですが、調教の動きもいいので、押さえに加えます。
プレサージュリフトは、前走のメイSで久しぶりの勝利を挙げ、今回は休み明けながらも最終追い切りでは抑えきれない手ごたえで併入してきました。前走のような競馬ができれば好走もあると考えて押さえに加えます。
ディオの前走は内有利な馬場でしたが、コーナーを内から4頭目を回して0.3秒差の2着と、距離ロスを考えれば実質の勝馬であり、一番強いレースをした馬でした。調教の内容も良いことから、本命とします。正直言えばもっと内枠に入ってほしかったのですが、そこは内にこだわる岩田父の騎乗に期待したいところです。
残りのワールドウィンズとラインベックは、近走の成績が冴えませんし、外枠に入ったことから消しとします。

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