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NHKマイルCの調教傾向と考察について

天皇賞(春)は、ディープボンドの変身の可能性を挙げながらも、内有利な馬場ということでテーオーロイヤルを外して買ってしまい、撃沈と相変わらず馬券下手の状況が続いています😓
どんな馬券を買ったかというと、「栄光の競馬道」の菅田英治さんの推しだったブローザホーンのパドック気配が抜群だったので、ブローザホーンの単勝と、パドック気配の良かったドゥレッツァを相手に入れた3連複を買った訳ですが(もちろんディープボンドも相手に入れてました)、ドゥレッツァは熱中症(後日骨折が判明)で凡走とさっぱりでした。
元々の本命のチャックネイトは惨敗でしたから、本命を替えたのは良かったのですが、詰めが甘いというかなんというか‥

とはいえ、いつまでも嘆いてばかりはいられないので、気分を入れ替えて、NHKマイルCの過去6年の好走馬の調教傾向を見ていきたいと思います。

①好走馬は、最終追い切りで上がり1ハロン最速の馬が多く、勝馬は全てW最速の馬だった。
②最終追い切りが上がり1ハロン最速で無い馬は、すでに重賞を勝っている馬だった。
③好走馬の調教タイプは併用調教馬が10頭と多く、坂路単一調教馬が5頭、トラック単一調教馬が3頭だった。
④好走馬は標準以上の本数を乗られている馬が多いが、本数が少なくて好走した馬は重賞で連対しているか、オープン勝ちがある馬だった。

という訳で、好走馬の半数以上が併用調教馬であり、次いで坂路単一調教馬、トラック単一調教馬の順で好走馬が多い傾向にありました。

今回の出走馬の中で併用調教だった馬は、
ノーブルロジャー(乗り込み併用)
イフェイオン(多め併用)
ボンドガール(乗り込み併用)
ロジリオン(乗り込み併用坂路主体)
チャンネルトンネル(標準併用)
キャプテンシー(乗り込み併用坂路主体)
アレンジャー(標準併用)
ゴンバデカーブース(多め併用)
シュトラウス(標準併用)
アスコリピチェーノ(多め併用)
ユキノロイヤル(標準併用)
アルセナール(多め併用)
と12頭が該当しました。

この内、最終追い切りがW最速に該当した馬は、
ノーブルロジャー、イフェイオン、ボンドガール、ロジリオン、チャンネルトンネル、キャプテンシー、シュトラウス、アスコリピチェーノ、アルセナールの9頭でした。

全く絞れていないので、上記の馬から調教本数が標準〜多めの馬を選ぶと、
イフェイオン、チャンネルトンネル、アレンジャー、シュトラウス、アスコリピチェーノ、アルセナールの7頭となります。

このうち、イフェイオン、チャンネルトンネル、アレンジャーは、力的に厳しいと見て消しとすると、残った馬は、シュトラウス、アスコリピチェーノ、アルセナールとなりました。
この3頭に、坂路単一調教でW最速に該当したジャンタルマンタルを加えます。

最終的に残ったのは、シュトラウス、アスコリピチェーノ、ジャンタルマンタル、アルセナールで、この中から本命はシュトラウスとします。

シュトラウスは、素質はここに入っても素晴らしいものを持っていると思っていますが、前々走の朝日杯FSは引っかかって暴走、前走のファルコンSは直線で外に行くのかと思いきや内側に進路を取り、他馬を邪魔しながら最後は前が詰まって全く追えないままゴールとなりました。この2レースはノーカウントと思えば成績は2-0-1-0で、東京も2-0-1-0と相性抜群です。これはストライドが大きい馬ですので東京競馬場が走りやすいということなのだと思います。前走で馬群を割ることができる馬だということを証明しましたし、今回はシュトラウスにとって初めての継続騎乗となる北村宏司騎手が手綱を取ります。普段の調教でもずっと乗っており、この馬のことを一番知っている騎手と言えるでしょう。
人馬一体となって、調教で見せているような雄大な走りで、気持ちよくゴールを目指して欲しいですね。

正直言って、土曜日の馬場はやや内有利という感じですが、プリンシパルSでは、人気薄の馬も外を回して来ていたので日曜日は少し馬場が変わってきているのかもしれません。
また、「栄光の競馬道」菅田英治さんがYouTubeでも言われていましたが、ペースが流れればフラットな馬場となる可能性があると考えています。

土曜日も落馬負傷する騎手が相次ぎました。今日のレースは全人馬無事にレースを終えて欲しいと祈っております。

今日も一日、皆様にとって良い日となりますように。

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