東京スポーツ杯2歳Sの調教傾向と考察について


東京スポーツ杯2歳Sの過去の好走馬の調教傾向は次のとおりです。

①勝馬はコントレイルを除いて調教本数が標準以上で併用調教の馬だった。また最終追い切りの場所が坂路の場合は4ハロン51秒台を出していた。
②好走馬の調教タイプは併用調教の馬が多く、次いでトラック調教の馬が2頭、坂路単一調教の馬が1頭だった。
③最終追い切りは上がり1ハロンは最速の馬が多かった。

※仕事の都合で枠順確定前の調教表となっています。

まずは①の調教本数についてですが、今回の出走馬で本数が少なかった馬はシュトラウス、シュバルツクーゲル、テリオスルルの3頭でした。まずはこの3頭を消しとします。

次に②の調教タイプですが、併用調教で無かった馬はテリオスルルだけでした。ここでもテリオスルルは消しとなりました。

最後に③の最終追い切りで上がり1ハロンが最速とならなかった馬は、ガイアメンテだけでした。ただガイアメンテは前走が須貝厩舎らしくなく中3週で速い時計を2本と少なかったですし、実質強めの調教は1本だけでしたので、今回の様にしっかり乗り込んでの出走とは調教過程が全く異なっています。上がり1ハロンが最速にならなかったといっても、0.1秒足らなかっただけですし、押さえには入れておきます。

本命はミカエルパシャとしました。
調教タイプは乗り込み併用ですし、最終追い切りは坂路で4ハロン51.9秒(ラップ14.3-13.4-12.3-11.9)と綺麗な加速ラップを刻み、動きも抜群でしたし、過去の勝馬のコントレイルやダノンザキッドと同じ栗東坂路で4ハロン51秒台を出してきていることからも主役を張れる馬だと思っています。
勝ちきることを期待して単勝中心に勝負したいと思います。

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