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国宝の火焔型土器の出土した笹山遺跡で実際に掘った人と語り合い、その後、国宝の火焔型土器を見に行って火焔型土器のクッションを物色して、〆に火焔型土器インスパイア系ラーメンを食べる火焔な1日

笹山遺跡


先日新潟県十日町市に伺い、こんな贅沢な体験をしてきました。
国宝の火焔型土器の遺跡、笹山遺跡で、その国宝の火焔型土器のNo.1(笹山の土器は全部で57点が国宝と指定されているが、その中でも代表的なものとしてNo.1がある)を掘った担当者だった、現在は十日町市の教育長の渡辺さんと話をする機会をセッティングしてもらい。しばし色々な話を聞く。
場所は笹山遺跡の復元の竪穴住居。



結構有名な話だけど、発掘調査終了の本当にギリギリの最終日にNo.1が見つかったこと、たくさん出土したどの土器よりもすごいものだとすぐにわかったこと、急いで作業をしなければいけなく、今思えば満足な記録が取れなかったこと、当時はすごいものだとはなかなか思ってもらえなかったこと。

お話はとても貴重で、当時の空気感をなんとなく感じることができた。それにしても笹山遺跡や十日町市の土器は代々優品が多い。現在もまた着物などの職人の多い十日町を考えると十日町は縄文時代から続く職人のムラだったのかなと想像する。雪で閉ざされる分、手工芸技術が高まったのか?

十日町市博物館/TOPPAKU


笹山遺跡の後は十日町市博物館/TOPPAKUでここから出土し国宝となった火焔型土器を見に行く。メインのケースの火焔型土器はNo.1とNo.6が交互に展示されているので、土器のシフトを確認した方が良い(@tokamachimuseumこちらにシフトが出ている)。

メインのNo.1と一緒に国宝となった56点の土器はちょくちょく入れ替わりがあるので、何度行っても新鮮に感じることはできる。正直言って全部優品なので、いつか全部まとめて見る機会があったら絶対に行こうと思う。

あと国宝になっていない土器もすごい。十日町市博物館/TOPPAKUの展示は漏らさず全部の土器をみて欲しい。すごいから。

火焔型土器クッション


十日町市博物館/TOPPAKUでは気になっていたグッズを物色。フェリシモコラボいいな。火焔型土器クッションに王冠型土器ポーチ、土器靴下に火焔型土器スープマグ。ミュージアムショップは前に来た時よりも拡大していて、お買い物が結構楽しい。ドキドキ。
そしてもちろん火焔型土器クッションを購入する。現代人も納得の仕上がり。ついにリビングに土器がやってくる時代が到来。
ネコと火焔型土器のツーショットも夢ではなくなった。

十日町火焔タンタンメン


火焔型土器インスパイア系ラーメン「十日町火焔タンタンメン」を知っているだろうか、これは十日町市5店舗のラーメン店で食べられるラーメンで、各店ごとに火焔型土器をイメージした坦々麺を火焔型土器をイメージした器で出している。 そのうちの1店舗「万太郎」で火焔タンタンメン。ふつーに美味い。

「万太郎」の火焔タンタンメンのスープは醤油ベースで、いわゆるタンタンメンとはちょっと違う趣。材料は全て地元のもの(チャーシューも含めて)を利用しているという正しい意味で縄文的な地元感がある。十日町市の食材はなんでも美味しいんだなとも思った。

クロステンで火焔型土器お土産を物色

クロステンというお土産お買い物スポット。十日町のお土産に新潟のお土産がたくさん。結構火焔型土器が描かれているお菓子が多いので、火焔型土器ファンは必ず訪れるべきだろう。外壁にも火焔型土器。

十日町市にはさまざまな場所に火焔型土器のモニュメントやレリーフなどを見ることもできる。
皆さんもぜひ火焔型土器尽くしの1日をお過ごしください。

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